朝の7時に長男を松山に送って行くために運転席に座り、フロントガラスの朝露を取ろうとワイパーを動かすと、うっすらと膜が出来た。もう一度ワイパーを動かしてもその膜がとれない。おおお、今シーズン初めての氷だ。今朝はかなり冷え込んだんだな。長男を送ったらいったん我が家に帰り、今度は買い物アッシー君を務めたら皿ヶ嶺に向かう。
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今日は快晴
デジカメ時計=10時49分 |
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下の方でイチョウの葉に霜が降りているのを見つけたので車から降りて写す |
今日は山頂まで行ってみよう。車を風穴の広い駐車場に停める。先客の車も何台もある。快晴で気持ちの良いハイキングを期待して来た人が多いようだ。
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ギンバイソウの向こうの緑色はヤマアイ。この時期にきれいな緑色は大体ヤマアイである。 |
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サイゴクサバノオのはず。ネットで検索しても、この時期のサイゴクサバノオの葉がどんな状態なのかアップしているサイトを見つけることが出来ない。
皿ヶ嶺の植物図鑑は四季それぞれの姿を入れるつもりで頑張っているのだ。 |
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風穴横のニシノヤマタイミンガサ
これなんか完全に植物図鑑に入れるための写真である |
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ウスバヒョウタンボク |
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コチャルメルソウ |
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ヒマラヤのケシの花 |
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ありゃ、ヒカゲミツバの実がまだ残っている。普通はもう全部落ちているはず。矢張りここは風穴のすぐ近くなので四季の変化に鈍感になるんだろうな。これも撮影場所を風穴と明記して植物図鑑に入れとこうかな。 |
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風穴を出発して稜線に上がる古い登山道を上がっているとこんなのを見つけた。コクワガタの実だ。 |
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根元から何本も集中して出ているのはアブラチャンだ |
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アブラチャンの冬芽 |
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ウバユリ |
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上の写真のトリミング
薄い種が行儀よく積み重なっているのが分かる |
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もうほとんど緑の無い世界 |
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ウリの実が見えるが、葉をみてないので何ウリか不明。だから植物図鑑には不採用。 |
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ツルマサキの赤い実が見える。ツルマサキは常緑なので緑と赤の対比がきれいだ。 |
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サワグルミの大木を見上げる |
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サワグルミの実が落ちた後 |
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アブラチャンの冬芽は独特な形なので一度見て覚えると分かりやすい |
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ミヤマシキミも緑の葉と赤い実の対比がよく目立つ |
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あれ、あんなところにアサガラが有る。あの花が咲く頃は地面に咲く花を探して下ばかり見て歩いているから、あそこにアサガラが有ることを初めて知った。でもあれはアサガラなのかオオバアサガラなのかよくワカラン。来年の花の時期まで保留にしとこう。 |
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ヤマアジサイ |
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おっ、ツララ発見。今朝車のフロントガラスに氷の膜が出来たんだから、山の上ならツララも出来るだろう。 |
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イシヅチウスバアザミを写したつもりだが分かりにくい |
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カサゴケ |
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アキチョウジの茎の割れ目から水分がしみ出してそれが凍ったもの |
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アキチョウジと分かるようなものが有ったので写してみたが、説明が無かったら何を写したのかワカラン写真だ(-_-;) |
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カツラの大木とサラッと書いてみたが、撮影時は名前が思い出せない。えーと、何やったかな?と思いながら撮影していたのである。 |
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カツラは冬芽がきれいに対生になっている |
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上の写真のトリミング |
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あれっ、あそこにもアサガラ(オオバアサガラ?)が有る。来年の花の時期は下だけでなく上も見て歩かないといけない。 |
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コマユミの実 |
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ときどきチェックしているオシャグジデンダ |
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稜線に上がる前のブナ林を見上げる |
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稜線に出たら山頂とは逆の赤柴峠方面に向かって歩く。この前の観察会でランチを食べたすぐ横に有った木をカンサイスノキだと教えられていたので、この時期のカンサイスノキはどんな様子なのか見に来たのである。 |
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上の写真のトリミング
ネットで検索するとこれと同じようなものをカンサイスノキとしてアップしているサイトが有るので間違いないだろう |
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迂回路を行く。この先に見たいものが有るから。 |
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ここにアサガラが有ることは、この前の観察会で知った。この辺りはあまり歩かないところなので知らなかったのである。
これもアサガラなのかオオバアサガラなのかよく分らないので植物図鑑には入れない。また来年花の時期に見に来ましょう。そのころは忘れているかも(-_-;) |
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これはガマズミだが、最初は光線の条件が逆光の方向から見ていた。すると赤い実の下の枝が白く輝いて「ん??? 霧氷?」と思った。しかし一部だけに霧氷が着くのはおかしいなと、近づいてよく見たら白い毛が密集して生えていたのだった。
毛が密集したところをトリミングして紹介したいところだが、いつものように肝心の部分がピンボケ(-_-;) |
この前の観察会ではこの先でコケオトギリを初めて見た。ネットで検索するとコケオトギリは秋に紅葉するらしい。その紅葉したものを見たいと思って探すが見つからない。元々私が見つけたわけじゃなくて観察会で教えられたものなので場所が正確には覚えてない。紅葉しているならすぐに分かりそうなものだが見つからない。もしかしたら全然違う場所を探しているのかもしれない。見に来る時期が遅かったのか? もうコケオトギリはあきらめて引き返そう。
せっかく来たのに骨折り損のくたびれ儲けだったね、と言われるかも知れないが、そんなことはない。さっきのカンサイスノキの冬芽もこの方向に歩いて来たから見ることが出来た今日の収穫なのである。それに上のガマズミもあんなに白い毛が密集して生えることも今日初めて知った。これも今日の収穫なのだ。
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収穫と言うほどのものではないが目の前に有る イ |
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イ の実 |
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コバノフユイチゴはもう実が無くなっている。実がついていた跡を探すが分からない。 |
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ヤマツツジ |
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アキノタムラソウ |
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すっかり葉が落ちて明るい登山道 |
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十字峠
ちょうどここから竜神平に降りていく夫婦を勝手に後姿モデルに
デジカメ時計=13時35分 |
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十字峠近くのアセビ |
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シシガシラは常緑ですね。植物図鑑の写真を眺めると一目瞭然だ。 |
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アキグミの実が一つだけ残っているおかげでアキグミだと分かる。実が無かったら何の木か分からない。 |
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これはガマズミだと思う。観察会ではガマズミよりも先にオオミヤマガマズミを覚えてしまって、このテの赤い実を見たら何でもオオミヤマガマズミと書いていた。 |
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上の写真のトリミング
枝に毛が生えている |
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ガマズミの新芽に注目 |
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上の写真のトリミング
毛深いのが分かる |
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山頂が見えてきた。先客は3人だ。
デジカメ時計=14時2分 |
続く
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