車を水の元に停める。今日は天気も良いので先客の車が何台も有る。

天狗の庭への坂道を上がる途中にヤマルリソウが咲いている
タチツボスミレ?
エイザンスミレは特徴ある葉を見ればわかる
坂の途中で振り返って水の元を写す


デジカメ時計=10時35分
アオモジ
ガンクビソウ
うつむいているガンクビソウを無理やり持ち上げて顔を写す
上の写真のトリミング


ちょっとぶれているのでスッキリしない写真だが、小さな水滴がいっぱい着いているのが分かる。これも夜露、朝露ではなく、根から吸い上げた水分がしみ出してきたんだろう。
ツルカノコソウ
ニッコウネコノメ
これはクロモジ系だな

皿ヶ嶺の植物図鑑にはクロモジのページが無い。理由は簡単。皿ヶ嶺にクロモジは無いと観察会で言われているからである。皿ヶ嶺に有るのはケクロモジ、またはウスゲクロモジ。葉が出て来ないと同定できないのである。
ゴトウヅル(ツルアジサイ)
クマイチゴ
オオキツネノカミソリ
ウグイスカグラ

場所を覚えたので一発で見つけることが出来た
ハナタツナミソウの葉が出てきたね
ハナタツナミソウだと分かるように花の残骸も入れておく
オオバショウマ
ヤマアジサイの新芽も大きくなった
ヤマアイの雄花

ヤマアイの雄花は3月ぐらいからあちこちで見かけるけど、雌花はまだ見ていない。植物観察を始めてまだ日の浅い私の経験から言えることは、雄花が花粉を十分に振りまいて、もう受粉できるだろうと言う頃になって、やっと雌花が登場するような気がする。
これはコクサギのはずなんだが定点観測してないのでよくワカラン
オオバアサガラの新芽も出てきた

新芽の出た枝だけ写すと、後で見た時に何の枝か分からなくなるので、去年の実も一緒に写し込む芸の細かさ(-_-;)
タチネコノメ
これは何スミレ?
これがそのスミレ
葉はこんな感じ
規則正しい対生で丸い葉はカツラだと思う。出たばかりのときはこんな色なんやね。

この後、皿ヶ嶺のアイドルのNさんと遭遇し、花情報を教えてもらう。アイドルと別れた後、今度はアイドルじゃない方のNさんに会う。Nさんは私を見るなり「おいわさん、会いたかった」みたいなことを言う。アイドルではないとは言え、女子から会いたかったみたいに言われたらドキドキするではないか。一体何事? と思ったら「ウグイスカグラの場所を教えて」と言う。あー、そういうことでしたか。この前の私のレポートに書いたウグイスカグラが気になったんですね。

「まだ咲いとるよ。今日も写してきた」と言うことで場所を教えてあげる。この後、ヤシャビシャク、ヒメニラは一緒に見に行き、その後別れたが、無事に目的のウグイスカグラは見つかったんだろうか?

ユキザサの蕾が大きくなっている。もう少しで咲きそうだ。
アイドルはヤシャビシャクが咲いているとはっきり言っていたが、肉眼では判別不能。デジカメのモニター画面を拡大しても花は見えない。
上の写真のトリミング

家に帰ってオリジナルサイズの写真をよく見ていたら、花が有るのを見つけた。アイドルはよくこんなの見つけたな。あー、そうか、双眼鏡で見ているんだった。
この大木にはヤシャビシャクがもう一株着生している。この株にも花が咲いているよとNさんは言っていた。その株を写してモニター画面を拡大しても花はよくワカラン。ズーム最大でもこの大きさにしか写らないのだ。
上の写真のトリミング


パソコンの画面でオリジナルサイズの写真をチェックしていると、この株には少なくとも5輪咲いているのが分かった。左の写真をよく見て下さい。5輪咲いていますよ。

これはアイドルのように双眼鏡で見ないとダメだ。
これはヒナスミレだとNさんが(アイドルじゃない方ね)教えてくれた
シロバナエンレイソウ

今年は開花が少し遅いようだな。
ヒメニラ

これもNさんが先に見つけた。でも花弁は開いてないね。

この花のことをマッチ棒の先のような大きさと表現しているサイトを見たことが有るけど、まさにその通りの大きさなのだ。見つけるのが困難。一人よりは二人で探した方が見つかる確率が高い。

ただし大勢で行かないで欲しい。足元にはシロバナエンレイソウ、ルイヨウボタンが顔を出しているので踏んづけてしまう。
ユリワサビはまだまだ元気だ
イヌガヤ
ヒメエンゴサク
ルイヨウボタン
ミツバテンナンショウ
地面にも緑が増えてきたのが分かる
シロバナネコノメ
コガネネコノメ
ハシリドコロがどんどん大きくなっている
マルバマンネングサ
Nさんと別れた後、一人で探して見つけたヒメニラ
フキ
上の写真のトリミング


花の中に花が有るような構造に見える
このエイザンスミレは色が白い
トリガタハンショウヅル
えーと、これは何やったっけ? 名前が出て来ん


数分後にワチガイソウだと思い出した。私の記憶力もまだまだ大丈夫だ(-_-;)
なんか長いものが居る
上の写真のトリミング

瞳AFが働いてピントぴったり
ヤマヤナギの雄花だと信じて写す
定点観測のヒメウツギにようやく葉が出てきた
よく見ると蕾も有った
ヤブウツギにも新芽が出てきている
タムシバはまだ蕾だ


これを写したら引き返す
ミヤマノダケの葉も根元に見える
林道からヤマグルマが見える。急傾斜地に生えるヤマグルマが林道から見えると言うことは、この林道が急傾斜地に開通しているということでも有る。
朝、家を出る時は竜神平か山頂まで行くつもりだった。しかし天狗の庭にいるときに12時のミュージックサイレンが聞こえたので、もう上に行くのはあきらめようと思っていたのだ。


デジカメ時計=13時22分
定点観測のカラスザンショウはここにある
カラスザンショウの枝先にズームイン
フサザクラ
ここのフサザクラは標高が高いだけあって、まだ綺麗な形を保っている
サワグルミ
カツラ
ようやくオオイタドリの新芽が出てきた
これはフサザクラではありません。カエデの仲間ですが、何カエデか分かりません。
林道から斜面を見上げるとバイケイソウが見えた
定点観測のショウジョウバカマ
上の写真のトリミング


もう少しで咲きそうだ
ツルリンドウ
風穴に到着。駐車場近くのテーブルセットで昼飯にしよう。腹減った。


デジカメ時計=14時5分

テーブルセットで食べ終えた頃に常連さんが下山して来た。同じテーブルに座ってコーヒーを用意している。ついでにリンゴも取り出してその場で皮を剥いて1切れ分けてくれた。ここでも花情報をゲット。


    続く







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