今日は5月5日のこどもの日。しかし孫もいない私には何の意味もない祝日である。そこで私がこどものように喜々として山に行く(-_-;)。昨日も行って来たのに2日連続で行くのには理由がある。この時期は次から次と花が咲くが、撮り忘れる花も有れば、一応撮ったけどどうもイマイチで撮りなおしたいと思うことも多いのである。

今日も昼前に買い物アッシー君で出てご褒美のおにぎり弁当を買ってもらい、家に帰ったら即出発。まずは麓の方のいつもの定点観測ポイントに寄り道。

最初に写すのがヤマグワの雄花。ヤマグワは雌雄異株なので雄花を写したら今度は雌花と言いたいが、そう簡単には見つからない。
このアカメガシワは実が成っていたので雌株だ。つまりアカメガシワも雌雄異株なのだ。
ダンコウバイの雌株に着いた幼い実。ダンコウバイも雌雄異株なので、偶然にも雌雄異株ネタが3つ続いた。

雌雄異株なんて単語は観察会に入る前は知らなかったけどね、観察会に入ってから覚えた単語である。

私のレポートの愛読者は、私のレポートで覚えたでしょう。
おー、雌雄異株ネタがまだ続いた。サンショウの雌株。つまり雌花が有る。
上の写真のトリミング

うーん、イマイチかな?撮りなおしに行きたいけど、その時にはもう花は終わっているだろう。もっと標高の上がった場所で探さないといけない。
モミジウリノキが蕾を着けている。ここは標高が低いのでもうこんな状態なんだね。でも植物図鑑の写真を見ると過去4年連続で5月上旬に蕾を写している。しかし蕾を着ける前の状態(4月まで)の写真は無い。つまり蕾が無いとこのモミジウリノキを認識しないと言うことになるかな?
雌雄異株ネタがまだ有った。ハナイカダの雄花。
もう少し近づいて


オシベが有るから雄花ですね
ヒトリシズカはもう実になっている
ハナイカダを何度でも
ピントぴったりなのでトリミングしてみた
ダンコウバイの赤ちゃんを見つけた。これも立派な植物図鑑ネタだ。
ガマズミを横から
コショウノキも実を着けている
ムラサキシキブ
ハナイカダの雌花を見つけた
上の写真のトリミング

いかにも雌花と言う写真が撮れた
ウグイスカグラも実を着けている
ウグイスカグラ独特の節みたいなところからは枝が出るんだね。花は咲いてない。
花と実が混在している枝もある
んんん? この葉の形はツタですか?


植物図鑑を見ても写真が少ない。見ていても素通りするような被写体なんだろうか(-_-;)
コマツナギは去年の実と新芽が並んでいる
フユザンショウの蕾を見上げる。この木は実が成っていた木なので雌株と分かっている。
斜面に上がってフユザンショウに近づき、蕾を目の前で写す。蕾はいくつも有ったので、それぞれ写してみたがどれもイマイチ。これで一番まともな写りなのだ。
上の写真のトリミング

蕾だと思っていたが、オリジナルサイズの写真を見ると蕾ではなく花の状態になっている。

レポート作成時に植物図鑑の解説文を見ると、下記の一節が有った。
「雌雄異株だが、日本では雌株だけしか存在せず、単為生殖で増える」

と言うことは雄株を探しに行っても、そもそも雄株は存在しないと言うことになるな。

ここはこれで終わり。


     続く





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