風穴周辺をウロウロしている間に空が少し明るくなってきたので場所を変えてみる。

上林トンネル南側の広場に車を停めて陣ヶ森を見る


デジカメ時計=14時48分


これは竜神平まで上がったらゆるい時間制限も守れなくなるな。畑野川コースを歩いて適当に引き返そう。
広場近くのクマシデ
これも広場近くのエゴノキ。標高が高いのでまだきれいに咲いている。
ヤマハタザオを探すつもりで林道を走っていたが、ヤマハタザオが見つからない。代わりに見つけたヒメヤシャブシ

畑野川登山口の近くに車を停める。

私命名の皮かむり岩の前にバラ系の花が垂れ下がっている
何バラかな?
真ん中はナツツバキ。私が知る皿ヶ嶺で唯一の自生のナツツバキ。あちこち徘徊して探せば他にも有るんだろうが、植物図鑑ネタ用としてはこれ1本で十分。
ミズタビラコ。てっぺんには花が咲いているが、その下はみんな実になっている。
ツルニガクサ


まだ花も咲いてないのに葉っぱだけでツルニガクサ?と思い、家に帰って植物図鑑の写真と見比べて、間違いなくツルニガクサだと確認する。
タニギキョウ
キランソウがまだ咲いている
オカタツナミソウにしては花の色が濃いなーと思いながら写した
家に帰って写真を眺めていてハナタツナミソウだと気付いた。決め手は葉の形。
でも現場では全然ハナタツナミソウが思い浮かばなかった。見慣れたハナタツナミソウとは花のつき方が違っていたから。
これはツノハシバミと教えられていた木だな
今日はここまで。竜神平まで行ってウロウロ植物図鑑ネタを写していたら緩い時間制限をオーバーしてしまう。ここから引き返して余った時間は定点観測ポイントでのネタ探しに使おう。


デジカメ時計=15時30分
ツノハシバミを写したら畑野川登山口に引き返す。その途中で見たイヌガヤ
ヤマムグラ
ヤマムグラ全体
昔の登山道を拡張してこの林道になっているわけだが、その影響で昔の登山道沿いに咲いていた花が消えてしまった。どこかで種が運ばれて細々と命をつないでくれていたら良いんだが。
この写真は風穴も通り過ぎて風穴と水の元の中間付近の様子。きれいに草が刈られているのが分かる。でもこんなになるとアレが心配。
良かった。シギンカラマツはなんとか生き残っている。この株は斜面の少し上に有ったものだけど、本当に道端に有ったのは刈られてしまったかも?
そしてこれは水の元よりも下のドライブスルーヒキオコシ。これもなんとか生き残った。
マルバハギ
アキカラマツ

最後にいつもの定点観測ポイントに寄り道。

イワガラミ
イボタノキ
アカメガシワ
定点観測木のナワシログミ。実が無くなってからはほとんど写してなかったので、久しぶりに写してみよう。
いつもの定点観測ポイントに入り、定点観測ネタを写しまくる。

コガンピ
オカトラノオ
ヤブニッケイ
イヌザンショウ
フユザンショウ
アリノトウグサ
ウツボグサ


このウツボグサはお気に入りの藪化した林道に入って写しているが、車の通る林道わきのウツボグサは刈られた株も有った
ヤブコウジの蕾


ピントピッタリ、手ブレなしならトリミングするところだが(-_-;)
目の前にキブシがぶら下がっている
カラスザンショウ
シンミズヒキ
ガンクビソウ
マルミノヤマゴボウ
キツリフネが咲いている。白糸の滝に行く途中の道端ではだいぶん前に見たが、そこよりも標高が高いので、やっと咲き始めたようだ。
メヤブマオ
ナガバヤブマオ


上のメヤブマオもこのナガバヤブマオも植物に興味のない人にとってはただの雑草だろうな。観察会に参加する前の私もこんなものは無視していた。
シュウブンソウ
マツカゼソウ
ヒオウギ
林道に出てドライブスルーバイカウツギの実
これで最後


クサギ 


デジカメ時計=17時24分

今日は風穴到着時点でガスに覆われていたために、上の方に行くのをあきらめてその周辺の植物図鑑ネタ探しになったが、それなりに収穫も有って良かった。あっ、最大の収穫は、まだ花も咲いてない葉っぱだけの状態でツルニガクサだと分かったことだな(-_-;)



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