風穴の広い駐車場に車を停めて車の中でコンビニ弁当を食べる。食べたら出発。
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出発時の空模様。デジカメの露出設定のせいで暗く見えるが、実際はもっと明るい。
駐車場入り口付近に停まっている車は森林公園内の除草作業をする人の車。私が弁当を食べている間、作業員の人たちも弁当を食べたり休憩していた。
デジカメ時計=13時8分 |
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ササユリ |
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ヨツバヒヨドリ |
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駐車場から風穴に向かうには、以前は遊歩道の階段を歩く人が多かったが、今ではこの道を歩く人も多くなった。ひと昔前までは常連さんだけが歩く心細い獣道のようだったのに、歩く人が増えるにつれてきれいな登山道のようになり、ついには草刈り整備されるほどにメジャーな道になってしまった。 |
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風穴に向かう遊歩道も草が刈られている |
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ここで定点観測していたサイゴクサバノオも切られてしまった |
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ミヤマムグラのミニ群生も刈られていたが、この小さい植物を全部刈るのは困難と見えて、まばらに残されている |
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竜神の吐息が見えてきた
竜神の吐息とはヒマラヤのケシの花が咲いている石堀から流れ出す白い冷気のことです。以前ある人から教えられて「お、カッコいい」と思ってその言葉を使っています。 |
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今日のヒマラヤの青いケシの花の状況。オリジナルサイズで確認すると15輪の花が見える。 |
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え〜??? ウッソ〜???
ニシノヤマタイミンガサがゴッソリ刈られてしまった。作業する人から見れば残す価値のないものと見られたわけだ。「これは残す、これは刈る」なんてイチイチ確認しながら作業していたら全然はかどらんでしょうからね。ニシノヤマタイミンガサはここだけじゃないから我慢しましょう。 |
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タマアジサイに蕾が着いている。
タマアジサイは四国には自生しない植物なので、皿ヶ嶺の植物図鑑の趣旨には反するかも知れない。しかし遊歩道のすぐ横に植えられていて、多くの登山者がそれを見て「あれは何?」と思うだろうと思って図鑑に入れた。 |
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空模様はスッキリしないが、緑色はきれいに見える |
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クロイチゴ
この実が完熟すると黒くなるからクロイチゴなんですよ。植物図鑑の写真を見て下さい。 |
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登山道沿いのヤマアジサイ |
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ホソバコケシノブ |
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テバコモミジガサ
モミジガサよりも小さいので分かってくればすぐに見分けられると思う |
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テバコモミジガサの葉脈
太い動脈の間を毛細血管が走っているように見える。モミジガサにはこの毛細血管のような葉脈が無い。 |
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そして私の気付いたモミジガサとの相違点
ガクの部分が大きくて目立つ |
今日はクマヤマグミを見たら引き返す。時間制限も有るのだ。
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ヤマトウバナ |
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オオバヨメナに蕾が着いている |
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このイヌガンソクはかなり大きい |
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クロウメモドキ |
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登山道から少し入ったところに有ったイシヅチウスバアザミ
えーとね、登山道沿いの目立つ株は剪定ばさみで切りながら歩いていました。切った理由? もうすぐ夏休みですよね。夏休みに入ると子供たちがやってきます。子供が歩いているのを見ていると、登山道沿いの葉っぱを手のひらでトントン叩きながら歩く子がいます。そんな子がアザミを叩いて泣きださないようにと言う親心です(-_-;) |
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避難小屋裏のヒメシャラに花が咲いている。ここのヒメシャラの花を初めて見た。
このヒメシャラは皿ヶ嶺にはあり得ない花で、上林森林公園用に植栽されたもの。だから植物図鑑対象外。
タマアジサイも本来は皿ヶ嶺にはあり得ないのだが、登山者の目に触れるところに植えられており、説明が有った方が良いかなと言う思いで図鑑に入れている。 |
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最後にもう一度ササユリ |
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駐車場に戻って来たが、空模様はあんな感じだ。昼から晴れるとの予報だったんだが。でも雨の心配は無いような空模様だったので、その点では安心して歩けた。
デジカメ時計=16時22分
ドライブスルーネタを写しながら帰ろう |
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水の元の定点観測木のクマノミズキ |
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ムラサキシキブ |
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上の写真のトリミング |
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ドライブスルーヒキオコシ |
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最後の最後にオオハンゲポイントに立ち寄る
この前ここに来た時にオオハンゲの葉の上に他の植物が乗ったままの状態を写していたので、今日は葉の上に乗っていたものを取り払う。すると、なんとオオハンゲも根元から切断されていた。そうめん流し営業前の草刈りですね。 |
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周囲を探すと切断を免れた個体が2株有った。絶滅してなくて良かった。
これで今日は終わりです。 |
今日は毎度お馴染みのネタばかりのようになったが、今日の収穫はタマガワホトトギスの花を見たことと、ヤマアジサイ、ササユリの最盛期のような状態を見ることが出来て良かった。
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皿ヶ嶺の植物図鑑
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