弁当食べたら出発


上林峠から見える棚田の景色


デジカメ時計=14時53分

もうこの時間だし上に上がるつもりは無い。それにさっきAさんに教えてもらった情報も気になるので素直に降りよう。

腰を下ろしたベンチの足元付近に咲いているイヌトウバナ


ヤマトウバナとよく似ているが花期が違う。それと見た目でもなんとなく分かるのは鋸歯の数が違う。今あらためてヤマトウバナのページを見るとイヌトウバナが混じっているような気がしてきた。イヌトウバナを知らない頃に入れた写真も有るからね。しかし植物図鑑用のオリジナルサイズの写真がもうこの世に無いので確認のしようがない(-_-;)
立ち入り禁止のロープが張られているが、これをくぐって行く
???

クチベニタケだったかな?
ここの登山道が崩落したためにロープ規制が有る。自己責任でどうぞ。
シモツケソウの中になんか虫がいる
ワサビ
レイジンソウ
ノササゲ
この前yuuminさんにバッタリ出会ったときに、わざわざ案内してくれたナンキンナナカマド。あの日はyuuminさんが枝を持って引き寄せてくれていたので実を写せたが、一人では写しにくい。一応真ん中に実を写したつもり。
ツルニンジンが有った
シロヨメナ
ヤマルリソウ

山の花が好きな人はスプリングエフェメラルと言う言葉を聞いたことが有るだろう。春の妖精とも呼ばれる花の総称のことだが、私はこの言葉を覚えた当初は、春に咲く花全般を指しているのかと思っていた。その後、ネット情報でだんだん覚えたのは、花が終わり、実をつけたらいつの間にか姿を消してしまう花のことをスプリングエフェメラルと呼ぶと知った。

このヤマルリソウは春に花は咲くが、葉は一年中見られるのでスプリングエフェメラルではないと言うことになる。皿ヶ嶺の代表的なスプリングエフェメラルはイチリンソウだろう。
ハナビゼリの実の裏側をアリが歩き回っている。花が終わっても何かアリを誘うようなものを分泌しているんだろうかと思ったが、オリジナル写真をよく見ると、アブラムシがビッシリと並んでいて、アリはそのアブラムシの分泌物を狙っているのだ。
上から見るとアブラムシもアリも見えない
アキチョウジを逆光で写す。逆光写真大好きなのである。
コアカソ

背景の緑色の構造物は上林トンネル手前の鉄の擁壁である。最近までこの擁壁に沿ってコアカソがずらっと並んでいたが、少し間引きされて数が減っている。
コアカソの実にズームイン
ヤマハギの実
道端でオオマルバノテンニンソウが咲いている。これもドライブスルーオオマルバノテンニンソウだな。
オオマルバノテンニンソウの花
ウマノミツバの実
イラクサだけど分かりにくいね。接近して写した写真が無いのだ。どうせイラクサだからという気持ちで写しているからだな(-_-;)
道端のウメモドキの実


花の時期に雌花の写真をバッチリ撮ったのに、もうその写真は無いのだ。また来年写さないといけない。
全体はこんな感じ
あれっ、こんなところにセンボンヤリが有る
上の写真のトリミング


これで間違いなくセンボンヤリだと分かってくれたかな?
あんなところに白い花が見える。あれは何?
気になるので道路わきの急斜面を這い上がる。
白い花の正体はヤマハギだ。ヤマハギの白花を見つけた。

紫色のヤマハギも一緒に写っているけど、これは1本の枝に2色の花が咲いているのではなく。隣のヤマハギを対比のために写しただけです。
白花のヤマハギを大きく。ちょっと暗いね。

上林峠でAさんから聞いた花は結局見つからなかったが、白花のヤマハギを見つけたのでヨシとしよう。

シギンカラマツ 
これは? 一瞬ナギナタコウジュの名前が浮かんだが、すぐにナギナタコウジュではないなと思い、そうなると他に似た花は? と考えてエゴマに決定
これはツユクサの実だ。初めて見るツユクサの実と思ったが、念のために植物図鑑を見ると、去年の10月に見ている。全然覚えてないのだ(-_-;)
アカショウマの逆光写真
上の写真のトリミング


アカショウマの実はこんなんです
ギンバイソウ
アカメガシワ
イヌホオズキ? マルバノホロシ?


自分で写しといて、後から見たら何が何だかよくワカラン
これはツル性だからマルバノホロシ 
オオバギボウシ
カキドオシ
シュウブンソウ


まだ上空は明るいが、日陰の花はコンデジのLEDライト無しでは写せない
車が見えてきた


デジカメ時計=17時36分

今日は第一目的の花は見つからず、おまけにペットボトルのお茶を忘れたために、のどが渇いてもコンビニで買った小さいボトルの○○美茶をチビチビ舐める程度しか水分補給できない苦労の一日となった。せめてもの救いは白花のヤマハギを見つけたことだな。


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