今日は久しぶりに観察会に参加する。天気予報も良いし楽しい観察会になりそうだ。集合時間が8時半なのでそれに間に合うように家を出て、途中のコンビニでおにぎり弁当と○○美茶を買う。あっ、100円コーヒーも忘れてはいけない。
今日の集合場所は鉄塔よりも手前にある路肩だ。皿ヶ嶺の植物図鑑に掲載するのは鉄塔よりも上で見たものと自主規制しているのだが、もし、これから新ネタを見つけても自主規制範囲外となり植物図鑑に入れるべきか入れざるべきか悩むことになるだろう。
集合場所に着いたらすでに仲間の車が一台停まっている。私は「ちょっとトイレに行ってきます」と声をかけてそのまま行き過ぎて鉄塔下のトイレに向かう。トイレから出たらs嬢がいる。私の車を見つけて何が有るのかと待っていたそうだ。今日は観察会が有るよと言うと参加することになった。
最初の集合場所に戻り登山靴に履き替えて出発準備。すると道端の木の葉を指さして「これがカジノキ。ヒメコウゾとカジノキの交雑種がコウゾだ」と言う。
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ヤマグワと同じように葉に切れ込みが入っている |
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カジノキの葉の裏側は毛深い |
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全員揃ったら出発。今日の参加者は主宰者のSさんを含めて6人。ここから歩いて目的の場所に向かう様だ。
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コモチシダ |
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コモチシダの名前に聞き覚えが有ったので、皿ヶ嶺の植物図鑑に入っていると思い込んでいたが、レポート作成時に図鑑には無いことに気付いた。それであわてて上の写真をトリミングして胞子嚢の形が分かるようにした。 |
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これが今日の最初の目的の花 ツリフネソウ
もちろん皿ヶ嶺の植物図鑑には入ってない。ただし初めて見る花ではない。13年前の滝めぐりの時に遅越の滝で見たことがある。
ピントぴったり、手ブレなしならもう少し大きなサイズでアップしたいところだが、それが出来ない(-_-;) |
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上の写真、そして左の写真は、この前、ブログで紹介したスマホ用LEDライトを使用
太陽の当たらないこの場所はとても暗い
exif情報によれば、ISO3200で、シャッター速度1/20秒 |
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1/20秒でも奇跡的に手ブレがほとんど無いようなのでトリミングしてみた
ハガクレツリフネは葉の下に花が有るが、ツリフネソウは葉の上に花が有る |
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ツリフネソウを写して車に戻っていると、初めて見るきれいな色の植物を見かけた。これは何ですか?と聞くと「コンテリクラマゴケ」だと教えてくれた。ネットで調べると中国からの帰化植物らしい。帰化植物がなんでこんなところに有るの? |
私の決めた自主規制範囲外で皿ヶ嶺の植物図鑑には入ってないネタが4つも有った。もうこれは悩むことなくネタ数確保のために皿ヶ嶺の植物図鑑に入れよう(-_-;)
次の目的地は上林トンネル横の林道。
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ハナビゼリ
アブラムシの分泌物を狙ってアリが集まっているのが見える。でもこの前、この株でアリに気付いた時と比べると、アリの数が減っている。アブラムシが減ったからかな? |
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朝日が差しているのが良い感じ |
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Sさんが、ひょいとオオクマヤナギの枝先を切って何か説明を始めた。でも全然頭に入ってない(-_-;) |
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オオクマヤナギの葉の裏 |
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わざわざ単語カードを用意しないと頭に入らないのである |
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ツガの特徴はこれこれと説明を受けたが、やはり頭に浸み込んでこない |
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上の写真のトリミング
茶色い部分(ネットで見て葉枕と呼ぶらしい)から葉が出るのがツガの特徴とのこと |
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この前、畑野川登山口から上がった時に見つけたハナヤクシソウがここにも有る |
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これは普通のヤクシソウ |
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手前の黄色い花は普通のヤクシソウ
今日は全員で6人なのに2人しか写っていない。他のメンバーはマイペースで徘徊しているのである(-_-;) |
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本当は林道終点まで歩く予定だったが、あのダンプの運転手が「奥に入ってはだめだ」みたいに言ったので、仕方なく引き返す。
それにしてもあのくねくねカーブが連続するであろう林道をバックで走るとは流石プロである。
伐採した木が置かれているのを見て分かるように、林道の終点付近の斜面で伐採をしているのが歩いているときに見えていたのだ。 |
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来るときに見つけていたヤブタバコの花 |
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アケボノソウはあちこちで咲いていた |
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葉の形が独特なハナヤクシソウ
Sさんは、ハナヤクシソウと言う品種があることが不満のようだ。「葉の形が独特なヤクシソウ」でいいじゃん。別に品種登録するほどのものでもないと言いたいんだろう。 |
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イタドリの雄花 |
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オオバヤシャブシ |
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上の写真のトリミング
こんな苦労しなくても、ドライブスルーで目の前で実を写せる木が有るんですけどね |
今日は最初の集合場所が皿ヶ嶺の植物図鑑の自主規制範囲外だったが、そこでカジノキ、コモチシダ、ツリフネソウ、コンテリクラマゴケの4種類も新ネタを見つけてしまい、これは図鑑掲載種のネタ数アップのために自主規制は取っ払おう(-_-;) ま、一応緩やかな自主規制は残しとこうか。そうしないと、なんでもかんでも図鑑に入れることになってしまう。
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皿ヶ嶺の植物図鑑
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