風穴に車を停めて林道を歩いてきて、今度はトンネル横の林道に入る。
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上の写真のトリミング |
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ヤマムグラ |
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上の写真のトリミング
一応実も写していたんです |
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ヤブタバコが風に煽られて裏側が見えている |
さて、今日ここに来た理由はタムシバの実を見ること。ネット仲間のwaiwaiさんの最近のレポートで、風穴に有る不思議な形の赤い実は何だ? と書かれていたので、あれは公園の植栽木のタムシバかコブシですねと教えてあげた。で、私はまだここの自生のタムシバの実を見たことがない。それでわざわざ見に来たのである。
タムシバの花が咲く時期は4月の中旬から下旬にかけてである。その時期はまだタムシバ以外の樹木は葉を出してないので、純白の花が目立っている。ところが今はタムシバの周囲の木がまだ葉が多いためにタムシバの実を見ることができない。と言うか、植物図鑑の写真を見れば分かるように、これまで注目していたのは花だけだったので、タムシバの葉の写真が無い。つまり、葉を見てタムシバを同定することもできないのである。タムシバそのものの葉も分からないし、周囲に邪魔な葉がいっぱい有るということで、今日はタムシバの実の捜索をあきらめる。
そのときふと見ると赤い実が見える。あれは???
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タムシバの実はあきらめた代わりに、アクシバの実を見つけた。分かりやすい場所で見つけたので、これから定点観測がしやすいな。でもこうやって下のほうで定点観測の対象が増えてくると、ますます竜神平や山頂に上がる回数が減ってしまいそう(-_-;) |
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これはナガサキオトギリですか? |
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上の写真のトリミング
ナガサキオトギリの実を初めて見たと喜んだが、家に帰って植物図鑑を見ると、すでに2年前に見ている。全然記憶に無い(-_-;) |
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レイジンソウ
花の向こうに実が見えている。この後、花のない実だけの株も有ったので、まだ花のあるこの株がどちらかと言うと珍しいほうなのも知れない。 |
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キヌタソウ |
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上の写真のトリミング
まだ実が残っている |
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登山道崩落現場 |
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上林峠に到着 |
さっきの林道でタムシバの実を探そうとしたが、他の樹木の葉に邪魔されて捜索を断念した。もう一か所タムシバの花を見た場所が有る。陳ケ森への稜線に背の高いタムシバが有った。あれなら邪魔されずに実を見ることが出来るかも知れない。陳ケ森方面に行ってみよう。
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結局タムシバの実を見つけられないままに陳ケ森のアンテナまで来てしまった。前回この稜線を歩いた時のレポートを読み返してみると、確かにタムシバの木は高いんだが、その手前に邪魔になる木が写っている。この木の葉が邪魔して見えなかったんだろう。
陳ケ森山頂に行くことが目的ではないのでアンテナを回り込むようにしてアンテナ保守用の道路に出る。あとは林道歩きで上林トンネルまで戻ろう。 |
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ツタウルシ |
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ここにもセンボンヤリが有る |
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林道から皿ヶ嶺を見る |
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風穴を出て上林峠に上がるまではずっと北側斜面で日も当たらず風も有って寒かった。ここは風もないし日も当たって快適そうだ。ここでコンビニ弁当を食べよう。
デジカメ時計=12時23分 |
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ヌルデ |
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アキノキリンソウ |
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このイシヅチウスバアザミはまだきれいな色をしている |
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これは実が有るからヌルデの雌株だ。と言うことは、さっきのヌルデは実が見えなかったから雄株だな。 |
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えーと、これは何やったけ? ほれ、山菜で食べるやつだと独り言を言ってタラノキの名前が出てきた |
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タラノキの実
ウドと同じような実だ、と思ったらウドとタラノキは同じタラノキ属の仲間だった |
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これはリョウブだな |
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このエゴノキは実がいっぱいついている |
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キハギの実が落ちた跡? |
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マルバハギ |
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ヤマハギ
マルバハギの花(実)は葉から外に出ることは無いが、ヤマハギの花(実)は葉よりも外に出る |
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ネコハギも実を落とした後かな? |
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カナクギノキの赤い実が見える |
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上林トンネルの南側まで来た
デジカメ時計=13時13分 |
ここから畑野川登山口まで歩いて竜神平または山頂に行けなくもないが、今日はここで引き返そう。トンネルを歩いて風穴に向かう。
続く
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