3日前の1月2日には薄い霧氷を見てきたが、今日は麓でブラブラと植物図鑑ネタ探しをして来よう。でもその前にちょっと寄り道。花きセンターの温室の花を写しに行く。

 

温室の花は今日の主目的ではないので、また気が向いたら山ネタが無い時にブログに大きなサイズの写真をアップしましょう。

鉄塔近くの路肩が広くなっているところに車を停める。先客の車が数台ある。今日も好天で薄い霧氷が出来ているのが見えるので、みなさん霧氷が目的で来ているんだろう。私は白糸の滝方面に歩いていく。

道端にオオイヌノフグリが咲いている
おう、アヒル3兄弟が復活している。2兄弟になって悲嘆にくれている私を見かねた人が代わりのアヒルを用意してくれたんだろうか?
スイセンが咲いているが、これは当然皿ヶ嶺の植物図鑑対象外
オニグルミ
リンドウ 
上の写真のトリミング


写真をチェックしていたら何か粒々が見える。これは種ですか?

ネットで検索するとやはり種で間違いないみたいだ。現場で気付いていたら種に注目して写したと思うけど、現場では老眼なので見えないのだ(-_-;)
カワラケツメイ
なんと真冬にカワラナデシコが咲いている

白糸の滝方面に行きたかった理由は、白糸の滝入り口のユキワリイチゲの状況を見たかったんだが、正月の日曜日だと言うのに伐採作業の音が聞こえるし、作業の車両が走っているのが見える。今日はユキワリイチゲの偵察はあきらめよう。

ホソバタブ 
アオキは何故か植物図鑑の写真が少ない
シロダモ
ヤブコウジの実が3つ並んでいるのが珍しいと思った。普通は1個で、たまに2個のものが有るけどね。
サネカズラ
定点観測しているノダケ。ミヤマノダケではないのだ。
キツネノマゴ
ヤマラッキョウ 
コバギボウシ 
ウシハコベ
ハナイバナ
セイヨウタンポポ 
車に戻り、すぐ近くのヤブランの実を写す

次にお気に入りの定点観測ポイントに向かう。

コショウノキ
マルバノホロシ 
シュウブンソウ
ヒオウギだと思う。今年はこの株は花を咲かせてない。
コウヤボウキ 
フユザンショウ


3日前には別の場所でフユザンショウの赤い実を写したが、この木に花や実がつくのはいつになるんだろう?
コガンピ


背後のススキを散髪してから写せばよかった。何が写っているのかサッパリワカラン写真だ。
ナワシログミ
フユイチゴ 
マツカゼソウの実



ここはこれで終わり。次の定点観測ポイントに移動する。
リョウブ
リョウブの冬芽は帽子を被っているように見えるのが面白い
スギの雄花が花粉の準備をしている
上の写真のトリミング


スギは雌雄異花だが、私はまだ雌花を見たことが無かった。写真をチェックしていると何か変なものが見える。あれがもしかして雌花?と思ってネットで検索すると、どうやら雌花のようだ。初めての雌花ゲットだ。

こんなボケボケの写真は植物図鑑には入れないが、レポートには十分(-_-;)
初めてここでゴヨウアケビを見たときは、ガードレールを超えて道路側にせり出していたが、その後散髪されてガードレールの向こう側に引っ込んでしまった。この写真はガードレールから下をのぞき込んで撮影。
クリの冬芽
去年道端で偶然見つけたナツツバキ。同じぐらいの高さの木が数本立っているので、自生ではなく植えられたものと推測。
ヤマコウバシ
ダンコウバイの雄株
ヤブムラサキ
エノキ 
エゴノキ


ネットで調べると、あの虫こぶはエゴノキ固有の虫こぶと言うことで、これが間違いなくエゴノキだと判断できる証拠になる
エゴノキ
アカメガシワの雄株のはず



葉が有ればまだ分かりやすいんだが・・・
キブシの雌株
キブシの雄株
ネジキの実がまだ残っている
ネジキの冬芽
ゴンズイ 
あれっ、あんなところにサネカズラの実が有る。これからここで定点観測が出来そうだが、やはり白糸の滝への道中に有るサネカズラのほうが観察しやすいな。
ゴンズイの冬芽
車に戻ろうと歩いているとコンクリートを吹き付けた法面にヤクシソウを見つけた
近寄って葉を見たらハナヤクシソウ
ハナヤクシソウと分かって、もう一度写してみる
コマツナギ

今日は当初の目的のユキワリイチゲを見に行くことは出来なかったが、それなりにいろいろ見ることが出来て良かった。



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