最近は皿ヶ嶺の麓の定点観測ポイントばかり歩いているので、今日はアドベンチャーコースに行ってみよう。アドベンチャーコースとは登山道が無く、まだ私が歩いたことのない領域に踏み込むのである。そのため今日は久しぶりにGPSを持っていく。イヤ、正確にいうとGPSは毎回持って行っているのだが、ザックのポケットで深い眠りに落ちたままの状態だったのだ。昨夜念のために目を覚まさせてやろうと電源スイッチを入れるが目覚めない。電池切れだ。想定内だったので即座に電池交換。これで目覚めた。電池交換だけで機能が復活する道具は素晴らしい。

いつものコンビニで弁当、○○美茶。そして100円コーヒーを買い、それを飲みながら皿ヶ嶺に向かう。

風穴に向かう途中でドライブスルーニガクサポイントによってみる。もう新芽が出ているかなと思ったのだ。細長いものが立っているが、あれは去年咲いたニガクサの残骸だ。
おっ、残骸の根元から予想通りニガクサの新芽が出ている
フタリシズカはまだ花が咲いてない

そして風穴の広い駐車場に車を停める。風穴の駐車場を出発してアドベンチャーコース入り口までも図鑑ネタの写真を撮りながら歩くが、その写真を並べていたらアドベンチャーコースの入り口が分かってしまいそうなので、その写真は割愛。いきなりアドベンチャーコースで撮影した写真からスタート。

マルバコンロンソウ


アドベンチャーコースだからと言って何も特別な花が咲くわけではない
ヤマシャクヤク
ジンジソウ
ニッコウネコノメソウ
ミヤマハコベ 
これは何? ニシキゴロモかと思っていたが、帰ってから図鑑のニシキゴロモの写真と見比べると違う。今まで見たことのない葉っぱだと思うが?


※5/4追加
オウギカズラかも
サラシナショウマ
フデリンドウ
チドリノキ 
シコクブシ 
あれは? よく分からんけどツル性で3枚葉だからツタウルシかな?
オオキヌタソウに蕾が見える
葉緑素を持たないヤマウツボ
皿ヶ嶺に生えるこれはケヤマウツボだと言う説も目にするので、どこに毛が有るからケヤマウツボなんだろうと全体を撮ってみる
上の写真のトリミング


ケヤマウツボについて説明しているサイトを見ると、茎に毛が生えていると書かれている。これは茎に毛が生えているからケヤマウツボになる。ところが、ヤマウツボとケヤマウツボを区分けする必要は無いと書いているサイトも有り、私は後者のサイトを信じる。つまりこれからもヤマウツボと表現することにする。
アドベンチャーコースの険しい斜面にはフデリンドウがあちこちに咲いている

初めて歩くアドベンチャーコースだが、GPSも、スマホの地図アプリも風穴はあっちと表示してくれている。だから最終目的地の風穴の場所は分かっている。ただ、そこに至る経路が分からないだけだ(-_-;)

シロバナエンレイソウの花の末期は花弁の色がピンクになる
5枚葉のツクバネソウは久しぶりに見た
4枚葉は普通にどこにでも有る


ところでここの2枚のツクバネソウの写真だが、まるでデジカメの縦と横を間違えているように見えるかも知れないが、こんな急斜面に咲いているのだ。つまりそんな急斜面を歩いている。
ツートンカラーはツルキンバイ
オオキヌタソウの蕾 
シコクナベワリ
最近のレポートでこんなスミレに「???」とだけ書いていたら「フイリナガバノスミレサイシン」と指摘が有った。だからこれもフイリナガバノスミレサイシンと思いながら写したが、帰って写真をチェックしていると、これは斑入りじゃないな。と言うことはナガバノスミレサイシンですか?
イチリンソウ
フタバアオイの花が分かりやすいように座布団を置く
あれっ、ウグイスカグラを見つけた
ツクバネウツギが咲いている
また見つけた。これは何?


※5/4追加
オウギカズラかも
セントウソウも有るね
これは斑入りだ。だからフイリナガバノスミレサイシンで間違いない。
どうでも良いようなヤマウツボ。こんな斜面を歩きましたよと言う写真ですね。
ルイヨウボタンが咲いている
このホンシャクナゲは過去のレポートにも登場している。これでアドベンチャーコースは終了だ。
ミヤマシキミの雄花
これを見つけたときは思わず「オオッ」と声を上げてしまった。これはクマヤマグミではないのか?
ミヤマシキミの雌花
アドベンチャーコースを無事に歩いて駐車場に戻って来た。駐車場横のテーブルセットに座ってランチを食べよう。

テーブルセットに近づいていくと皿ヶ嶺の常連さんのTさん夫婦が座っている。夫婦の前に陣取りコンビニ弁当を食べる。Tさんがトリガタハンショウヅルが咲いとるよと教えてくれたので、時間制限も有るので、車で近くまで行って見てきますと答える。弁当を食べたらまずはこの付近を散策する。


    続く




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