5月5日のレポート作成途中で買い物アッシー君で出たところ、今日も行って良いような雰囲気で言われたので安いスーパー弁当を買ってもらう。家に帰ったらあわただしく準備して出発。ただし時間制限が厳しいので皿ヶ嶺の麓をウロウロするだけにしよう。

いつもの鉄塔下に車を停めたらそこでスーパー弁当を食べる。

今日はここから歩き始める


デジカメ時計=12時22分


3時半にはここに戻ってくる予定。つまり3時間程度の散策だ。
ナワシロイチゴの蕾が見える
トウバナが咲いている
これはゴンズイ
コバノガマズミが咲いている
ネズミモチは今年の蕾と去年の実が同居している
ここを通る時は必ず写すようになったサネカズラ
言わば定点観測木だが、定点観測と言うには通る回数が少なすぎる。
ヤブジラミ


風で揺れて写しにくい。何枚か写して一番まともな写真をアップ。
スギの葉の下にヒヨドリジョウゴが隠れているのを見つけた
キツネアザミを見つけた。初めて皿ヶ嶺でこの花を見たときは、ヤッター!新ネタ発見と喜んだが、その後我が家の近所の駐車場に咲いているのを見て、なんだ山の花じゃなかったのかとガッカリした。
これもガッカリ花だけど彩で入れとこう。もちろん植物図鑑には入れない。
あれっ、赤柴峠方面に向かう道は砂利道だったのに、コンクリートで舗装されている
ヤマウルシは雌雄異株だがこれは雰囲気的に雄花だな
あれっ、こんなところにツリバナが有る
カンサイスノキが咲いている。カンサイスノキを見るためにわざわざ稜線まで上がったことも有るのに、こんな近場に有ったなんて。これから定点観測しやすくなったな。でもこうやって麓の方で定点観測木が増えると、上の方に行く頻度がまた減ってしまう(-_-;)
花の中を覗き込む
カンサイスノキの横にはイボタノキも有る
カンサイスノキとイボタノキが並んでいるところ
シンミズヒキ
ウワバミソウの雄花
ヤブニンジン 
シャガかヒメシャガか分からんけどその内これも図鑑に入れようと思っている
あの遠くに見えるミズキはもう満開状態?
このヒメコウゾは雌花ばかりで、なおかつ色が赤いんだけど? この前、別の定点観測ポイントで見たヒメコウゾの雌花は白っぽかったんだけど?

雌花しかないと言うのがヒントかな? 雄花はもう落ちてしまっている。つまり受粉は完了している。受粉が終わって雄花が落ちた後にはこんな色になるんだろうか?
手近なところにヤマフジが見つからないので遠くのヤマフジ
キヅタはこのレポート作成時点では植物図鑑に5月から8月までの写真が無い。これは何度も書いているように、図鑑用写真を保存していた外付けHDDが逝ってしまったのでデータが無いんだけど、少なくとも去年は5月から8月の間に少しは写したはず。でもその前年(2018年)以前は、全く写してなかったと言うことでもある。その間は何ら目立つものも無く、葉っぱだけの期間と言うことで写さなかったんだろうな。
ここを整備してくれたおかげでここが安心して歩けるようになった。去年のレポートを見ると、靴下、靴を脱いで渡渉したポイントだ。
これは色が濃いからムラサキサギゴケだろう
イヤイヤ、色で判断してはいけないんだった。ランナーが有るからムラサキサギゴケで間違いない。
タニギキョウ
えーと、これは???帰ってから調べよう。イチゴ系だとは分かる。たぶんヘビイチゴか、ヤブヘビイチゴだ。


家に帰ってヘビイチゴとヤブヘビイチゴのページを見比べてヘビイチゴにする。
ヤマネコノメソウ
あらっ、こんなところでスミレ発見。これで皿ヶ嶺でスミレを見るのは2箇所目だ。その2箇所の共通点。他所から工事用土砂(資材)を持ってきたら、その中にこの種が入っていましたとすぐ分かるような場所だ。
スミレ
山間の棚田も田植えが終わっている
アキカラマツ 
アキグミの花が満開だ。一昨日山頂で見たアキグミは蕾も出てなかったのに。

この時結構強い風が吹いてきて枝が大きく揺れるので、なかなかまともな写真が撮れない
これはコナラですかね?
コナラの雌花らしきものが撮れた
コナラの雄花
小さいマメ科の花で、これはまだ図鑑に無いスズメノエンドウかと思って写した。家に帰りスズメノエンドウをネットで調べるとこれではない。じゃ、これは何だと似たようなマメ科植物を探すとカスマグサがヒットした。カスマグサも新ネタなので植物図鑑に追加しよう。
カスマグサの若い実も見える
ハナイカダの雄花
ハナイカダの雌花



上の雄花の写真と見比べると分かるように、雄花は複数で雌花は1個と言うのが普通の姿。もちろん自然の出来事なのでたまには例外も有ります。
ナルコユリがもう咲いている
形の良いマムシグサ
ミズヒキ


この模様のおかげで迷うことなくミズヒキと分かる
ナニコレ? 初めて見る植物
花はタネツケバナ系だ。

家に帰って植物の名前を教えてくれる掲示板で質問したら、すぐに「ジャニンジン」と回答が有った。ジャニンジンなんて初めて聞く名前だ。もちろん植物図鑑には入ってない。
ニッコウネコノメソウ

今は少し藪化した林道を歩いてきたが、その奥はもっと藪化していてこれ以上奥には歩きたくない気分。それに空模様も怪しい。制限時間にはまだ余裕が有るけど、もう帰ろう。植物図鑑の新ネタ2つ発見したから収穫大だ。

コンロンソウ 
このヒメコウゾは雄花と雌花が並んでいて雌花も赤くなってない
ゼンマイも胞子葉と栄養葉が別々になっている
アオテンナンショウ
スギの若い実 
雨がポツリポツリと落ちてきた。早く車に戻ろう。
ミズキ
エノキ
謎のスミレ


花の後ろの距と呼ばれる部分が下を向いているのが気になって横顔ばかり撮っていた。正面から写した写真が無い。これだけのためにまた行く必要が有る。

オオタチツボスミレほど葉が大きくないので、タチツボスミレかツボスミレ?
ヒメウズが有った
面倒くさい花が出てきた。ヨツバムグラ? ヒメヨツバムグラ

葉が細いからヒメヨツバムグラにしておこう
コマユミ
 トウバナを真上から写して今日は終了。


デジカメ時計=14時36分

今日は本当に短時間の散策だったが、カスマグサ、ジャニンジンの2つの新ネタ発見と、カンサイスノキが意外と低い場所に有ることが分かって収穫大だった。来れば何か収穫が有るということだな。


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