最近は皿ヶ嶺方面にばかり足を向けていたが、今日は珍しく白猪の滝方面に行ってみる。唐突に白猪の滝に向かうにはそれなりの理由がある。愛媛の人はローカルニュースを見てご存じだと思うが、東温アルプスの東の主峰の石墨山に上った後、下山中に高齢女性が遭難し、白猪の滝付近で遺体が発見されたという。遭難の原因、そして遺体の具体的な発見場所はニュースでは触れられてなかったので詳細が不明なのだが、遭難の遠因として白猪の滝上部あたりの登山道が荒れていたことが有るかも知れない。登山道が荒れているために道迷いとなったか、あるいはイノシシが穴を掘ってボコボコにした登山道が先日までの(遭難以前の)長雨の影響でさらに深くえぐれて、足がひっかかって転倒し身動きが取れなくなったか? 遭難理由の憶測はこれぐらいにして、今日はその登山道がどんな状況なのか自分の目で確認しに行こうと思う。愛媛のローカルニュースでは白猪の滝付近の斜面で遺体が発見されたと報道されていたが、登山道自体も気になるので、白猪の滝から東温アルプス縦走路に出会う白猪峠まで上がってみようと思う。 今日は白猪の滝駐車場までバスで行く。まずは川内バス停前のコンビニで弁当と○○美茶を買う。定刻通りにバスは出発。乗客は私以外には女性が一人。この人は国道沿いのバス停で降りたので、白猪の滝駐車場まで私一人のための貸し切り状態である。
滝前では剣道着を着た若者が竹刀を振って素振りの練習?をしていた。その様子を動画で撮影し、you tube投稿の許可を得たのでyou tubeにアップした。動画はここです。滝の爽やかさを感じて下さい。 ちなみにこの若者と話をしたところ、遭難騒ぎのことは知らなかったそうだ。それでもユリの花に近づいてはいけないと言う雰囲気は感じていたとのこと。 白猪の滝の近くにある東屋のベンチに腰をおろしコンビニ弁当を食べる。滝の前にいた剣道着の若者がいなくなったので白猪の滝の写真を撮ろう。
思った通り白猪屋の横に出たら、すぐ近くにバス停がある。バスの時間を見ると約30分前に出ている。次のバスまで2時間半。ここでぼーっとバスを待つのは苦痛だ。もう歩いて帰ろう。
誰も居ない家に帰り、妻に「帰った」とメールしたのがスマホの履歴では15時51分。 今日は白猪峠への登山道確認ということで行ったのだが、雨に降られてそれよりもかなり手前で撤収。それでも撤収地点までの登山道は明瞭で道迷いや遭難は有り得ないと感じた。そして白猪の滝の左岸の急斜面は慣れない人にとっては危険で遭難しても不思議ではないと感じた。ただし実際の遭難現場(遺体発見現場)は不明のままで、白猪の滝左岸の急斜面が危ないと感じたのは私個人の思いです。 今日のレポートのタイトルは白猪の滝散歩としたが、これは「登山道調査」あるいは「遭難現場検証」と書くと大袈裟過ぎるので、白猪の滝散歩としました。現実に我が家まで歩いて帰ったんだから散歩であっているのだ(-_-;)
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