この8月は皿ヶ嶺方面に4回行ったことになっているが、そのレポートをじっくり見れば分かるように4回とも昼からの出発で、弁当持って丸一日皿ヶ嶺を歩くと言うことが出来てない。そのようにしか行動出来ない我が家の事情が出来てしまったのだ。別の言い方をすると、我が家に車が2台あれば何の問題もなく皿ヶ嶺に行けると言うことなのだ。

車が使えないが朝から皿ヶ嶺に行きたい。どうするか。家から歩いて行こう。玄関で登山靴を履き、靴紐は仮締めで出発。玄関を出てスマホの時間を見ると6時46分。6時45分に我が家出発と言うことにしておこう。まずはコンビニで弁当と○○美茶をゲット。今日は車じゃないので100円コーヒーは買わない。

今日の最初の写真。奥に皿ヶ嶺がかすんでいる。

お手軽コンデジで撮影。デジイチはまだ背中のザックの中。


デジカメ時計=7時46分
玄関を出て丁度一時間経過してやっとここまで来た
電線のツバメを写す。もうすぐ南に帰るのかな?
稲穂も頭を垂れている
上林皿ヶ嶺登山口のバス停がある。

車が無いなら公共交通機関のバスを使えば良いじゃないと思うでしょう? 私もそう思って調べました。そしたら川内からこのバス停に行くためには信じられないぐらい遠回りで、バス路線も3つくらい乗り換えないといけないことが判明。それなら歩いたほうが早いかもと思ったのである(-_-;)


デジカメ時計=8時35分
時刻表を見るとこんな状態


時間がワカランとクレームを言う人が居ないんだろうな
センニンソウ


ボタンヅルとよく似ているが違うのだ。でも皿ヶ嶺の植物図鑑の自主規制範囲内では見たことが無いので、このセンニンソウは植物図鑑に入れてない。

バス停付近から2車線の道路を外れて、人家や棚田の間を通る道が有って、2車線の道路のショートカットコースが有ることは知っていたが、ちょっと目的が有ったので、遠回りでも車の通る2車線の道路を歩いて行く。

目的のものとはツリフネソウ。ハガクレツリフネやキツリフネが終わりかけているので、ツリフネソウが咲いているに違いないと思ったのだ。ところが去年ツリフネソウを見た場所に来てみると、影も形も無い。あれっ??? 家に帰ってツリフネソウのページを見たら、花を見たのは10月だ。こんなこと事前に調査すれば簡単に分かることなのに、適当に行動するからこんな結果になるのである。

ツリフネソウがなくてガッカリだったが、コンテリクラマゴケはしっかり写す

鉄塔手前のトイレに入り体重を落とす。ここは集落内なので水洗である。トイレから出たら靴紐を締め直し、ザックからデジイチを出して出発だ。

ここから皿ヶ嶺の山歩きスタート


デジカメ時計=9時39分

この時点で我が家を出てから約3時間が経過
適当に道端の花を写しながら進む


クズ
ヘクソカズラ
カエデドコロの雄花
ヒヨドリジョウゴ 
右に行けば赤柴峠、鉄塔の下を行けばゴゼ石の横を通って水の元。でも私はゴゼ石の横を通りたくないので左に行く。その先で右に入れば、ゴゼ石の横を通る登山道のバイパスのようなコンクリ簡易舗装の林道が有るのだ。
シュウブンソウの小さな蕾が見える。そのうち咲いている花もあるだろう。
ヌスビトハギの実
ミヤマフユイチゴの花が咲いている
思っていた通り、シュウブンソウの花が有った
ズームイン

暗い!
このヌスビトハギは花付きが良いな
池の管理道路横に「水の元1km」の標識が立っている。家から歩いてきている私から見れば「まだ1kmも有るの」という感じである。
ムラサキニガナの終わったの
モミジガサ
マムシグサ
ヤマホトトギス

中途半端な背景だな。左右どちらかにちょっとずれたら黒バックか緑色の背景で写せたろうに。たぶん何も考えずに一番楽に写せたのがこの一枚だと思います(-_-;)
登山道は間伐されてない杉林を通るが、この区間は短い
ハシカグサ発見。マクロに強いお手軽コンデジでも写したが全滅(-_-;)
コフウロ
ようやく水の元に到着。今年はそうめん流しの営業が無いので車が少ない。


デジカメ時計=11時27分

家を出てから5時間弱

時間も良いのでここでコンビニ弁当を食べよう。来る途中に鉄塔下のトイレ個室に座った時にも感じていたが、今日の発汗量は尋常じゃない。こんなに汗をかいたのは生まれて初めてと言ってもいいぐらいだ。シャツの胸ポケットに入れていたタオル地のハンカチを絞ると汗がしたたり落ちる。私はこの汗を体が悲鳴を上げている状態だと思い込んでしまった。そのため竜神平をあきらめて、この後天狗の庭から林道に上がったら、そのまま林道を歩いて風穴に行こう。



    続く





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