3時ごろ、お出かけ(車の使用)が許された。ではこの時間から出て皿ヶ嶺の麓で植物図鑑ネタ探しをしてきましょう。デジカメといろいろ小道具が入ったウエストポーチだけ持って出発。途中、自販機でペットボトルのジュースを買う(お茶が無かった)

こんな時間からの散歩なので白糸の滝方面だけにしよう。

まずアヒル兄弟に挨拶


デジカメ時計=15時34分
定点観測木のオニグルミ
キツネノマゴが咲き始めた


当然ズームインして写したが、微妙にピンボケ。この方がマシな写真なのだった(-_-;)
シロバナセンダングサが咲いている。この花は去年知った花だ。
カワラケツメイも去年知った花。しかも去年は種の時期に見たので花は今年初めて見る。
カワラケツメイの蕾?
クルマバナの終わりかけ
これはまだ花が残っている
キツリフネ

キツリフネの受粉について書いているサイトを見ていると「雌雄異熟」という単語が出てきた。雌雄異株、雌雄異花という言葉はもう覚えてしまったが、雌雄異熟という言葉は初耳だ。これはオシベ、メシベが単独で存在せず、雄性期、雌性期と呼ばれるオシベの期間、メシベの期間が有ると言うことらしい。
上の写真のトリミング

この写真はネット情報を参考にすると「雄性期」つまりオシベの状態みたいだ。そしてこの後メシベに変化する?

これは毎日のように定点観測しに来ないと確認できないね。

ちなみに参考にしたサイトの一つは「雄性期」「雌性期」と表現するのは、あたかもキツリフネが性転換するように誤解されるから、この言葉はやめて欲しいと書いている。オシベ、メシベが時間をずらして別々に登場すると言うことかな?
ホドイモ
上の写真のトリミング

不思議な構造だ。

オシベはすぐに分かるがメシベは?
キンミズヒキ 
上の写真のトリミング


よく似ているヒメキンミズヒキはオシベが5〜8本。でもこの写真は明らかに8本以上ある。つまりこれはヒメキンミズヒキではない。

オシベが開いてないのは時間が遅い? 天候?
天気は晴れなんだけどな
ドライブスルーヒキオコシ


まだ蕾は見えない
ヤブニッケイの実
植物図鑑ネタを探してトロトロ歩く私を追い越していった家族連れ。これ以外にカップル二組とすれ違ったし、白糸の滝駐車場にも軽四が一台停まっていたので、今日は白糸の滝に行く人が多い特異日のようだ。
コバンノキの実を探したがすぐには見つからない
ミズタマソウ
ウドの蕾
ムカゴイラクサ
クリハラン
たまには裏返して胞子嚢を見てみよう
ハガクレツリフネもまばらに咲いている
これはミズヒキかな?
かなり色が薄くなっているが、独特の模様が見えるからミズヒキで間違いない
クサアジサイ


白糸の滝の入り口まで来たよと言う証拠写真を撮ったら引き返す
マツカゼソウ
モミジガサ
上の写真のトリミング


先端がくるんと丸くなっているのがメシベで、その周囲を取り囲んでいる黒いのがオシベらしい
ヌスビトハギミズヒキが戦っている現場(-_-;)
ノササゲの葉
ハナタデは肉眼では花が咲いているかどうか確認不能。デジカメのファインダーの画像で咲いてないことを確認。

私のように老眼で小さな花を写す人間にとっては、もうEVF無しのデジカメは考えられない。OVF(光学ファインダー)では見えなかったものが、EVFでは見えるんだから。

you tube見ていたら、今後は光学ファインダーのデジタル一眼を使うのは、飛行機や鉄道などの高速で移動する被写体を追う人だけだろうと言う極論が有った。
キツリフネのオシベ、メシベが気になるので、一輪犠牲になってもらって、写しやすい角度に置く
同じ花をお手軽コンデジで写す
ヒヨドリジョウゴ
クズ
ヤマラッキョウ 
マンリョウの蕾を今年初めて見たが、花は見逃してしまった。これは若い実ですね。
ヒヨドリバナ
ヤマハッカの花は小さいのでこれで精いっぱい
上の写真のトリミング

ピントが合っていればトリミング出来るが、もちろん出来ない写真も量産している(-_-;)
道端のウツギも写しておこう
???


これは何?
初めて見るような気がして、花の名前を教えてくれる掲示板に写真を貼ったら「アレチヌスビトハギ」とすぐに教えてくれた。アレチヌスビトハギならもう既に植物図鑑に入っているはず。図鑑の写真と見比べたら色が全然違う。

ただし色が違うので思いつかなかったというわけではない。全然記憶に無かったのである。
車を置いた近くのあぜ道にガガイモ。背景の黄色っぽいのは稲穂の色です。
ガガイモのすぐ横にシロバナセンダングサ


これで今日はオシマイ


デジカメ時計=16時57分

約一時間半のお手軽散歩でした

今日は短い時間のお手軽散歩だったが、今年初見の花をいくつか見ることが出来て良かった。



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