午前中、デジカメ持って散歩に行ってきたが、2時過ぎからお出かけを許された。こんな時間に出発なので、上の方には行けない。皿ヶ嶺の下の方でブラブラと植物図鑑ネタ探しをして来よう。
まず向かうのは去年初めてツリフネソウを見た場所。
目的地に到着してツリフネソウを探すが、影も形も無い状態。すぐ近くに水汲み場が有って、老夫婦が水をくんでいた。私が探している様子を見て奥さんが「何を探しているんですか?」みたいに聞いてくるので「去年の10月にここでツリフネソウを見たので、それを見に来たんだが、影も形も無い。葉っぱぐらい有っても良さそうなのに」と答えると「月に一回ぐらいはここに水を汲みに来るけど、確かにそんな花を見たような気がする」と言った。さらに「大雨が降って流されたんじゃないの?」と言う。山の植物が雨で流されるという発想は町の人には無いだろうと思ったら、川内から来ていた(-_-;)
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ツリフネソウはあきらめて次の目的地に向かう。
これはシュウカイドウだったかな? これは植物図鑑には入れてない。自主規制範囲外だから。でもこの道沿いにあるツリフネソウとコンテリクラマゴケは植物図鑑に入れた。その差はいったい何なん? と思うかも知れないが、私の個人的な趣味の差です(-_-;) |
次の目的地はお気に入りの藪化した林道。定点観測ポイントだ。その近くに車を停める。
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ここに来た目的はセンブリの確認。まだ蕾だ。 |
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これは何やったかな?
全然思い出せない。
植物図鑑のイネ科のページのリストを上から順に見ていって、ハイチゴザサに決定 |
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上の写真のトリミング
紫色のメシベらしきものが見えるが、こんな小さいものが現場で見えるはずが無い。見えていたらそれを狙って写すだろう。 |
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シンミズヒキ |
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シュウブンソウ |
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少しだけズームイン |
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ここにもアケボノソウが有った |
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キチジョウソウ
去年は10月下旬に花を見ている。もうそろそろ花の準備をしていそうなものだが? |
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ウツボグサ
根元の葉っぱも見せようと周囲を散髪してから撮影 |
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ちょっとだけズームインと思ったけど、花のサイズが上と同じになってしまった(-_-;) |
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このマツカゼソウはまだ咲いている |
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キブシ |
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キブシ |
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クサギ |
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イヌタデ
この後オオイヌタデを見に行くので、ついでにイヌタデも写しておこう |
今日出てきた目的は2つ。一つはさっきの定点観測ポイントのセンブリの状況確認。もう一つはつい最近見つけた新ネタのオオイヌタデとヤブツルアズキをもう一度見ること。車をオオイヌタデに近い場所に移動する。
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オオイヌタデは5日前に植物図鑑に追加したばかりだ |
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オオイヌタデの花 |
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上の写真のトリミング
現場では思いつくものが無かったが、家に帰って写真を眺めていたらイヌコウジュかも知れないと思えてきた |
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ミツマタ |
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車に戻るために道路を歩いていたら道端にまだ花の形が残っているヨウシュヤマゴボウが有った |
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車のすぐ横にヤブマメが有った |
次の目的はヤブツルアズキ。少し車を移動する。
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道端のドライブスルーアケボノソウ
車で走っていたらまず見つけることは不可能。歩いているから見つけることが出来る。 |
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キブシの雄株と雌株が並んでいる奇跡の場所
左が雄株で右が雌株
ところでここに来るまでにヤマコウバシやエノキの前を歩いているのだが、全てスルー。写真も撮ってない。 |
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上の写真のトリミング
左が雄株で右が雌株
花序の付き方が違うのが分かる |
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雌株 |
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雄株 |
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さて目的のヤブツルアズキ
独特の構造の花を見たことが無かったので、何か分からず花の名前を教えてくれる掲示板でヤブツルアズキだと教えてくれた。ただし似たような花があり、同定の決め手は実なので、実を観察するようにとの指摘も有った。そして探すと実がついている |
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これがヤブツルアズキの実。検索でヒットするヤブツルアズキと同じ形だ。これでこの花がヤブツルアズキだと確定出来た。 |
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目的のヤブツルアズキの実を写して、帰る前に付近のこの写真を撮ったところでデジカメ電池切れ。予備の電池に交換するほどでも無いので今日はこれで終了。 |
今日は目的としていたセンブリはまだ固い蕾。そしてヤブツルアズキの実を無事に見ることが出来た。そしてアケボノソウやツルニンジンの花を見ることが出来て良かった。
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