今日も11時半までに帰ることを条件に山に行くことを許された。いつも風穴から上がる時は竜神平方面なので、たまには違う方向に行ってみよう。風穴から上がって稜線の登山道に出たら西側の引地山の方向に行ってみることにする。

広場には大きなテントが見える。4連休の最終日なので家族か仲間かで遊びに来ているんだろうな。でもテントの中って3密だと思うんだが?


デジカメ時計=7時35分
あれっ、タカネハンショウヅルがこんなところに
天気は晴れ。朝日を浴びながら気持ちよく歩きましょう。
シコクブシは数が増えた
ここに写っている白い花はほとんどがレイジンソウ。クローズアップで撮りたかったが適当なものが無かった。今日はレイジンソウの写真はこれだけ。
オタカラコウの向こうに見える標識に従って稜線に上がる
細長いものがぶら下がっているのはサワグルミの実
アキチョウジも増えてきたが、時間制限が厳しいので良い花を求めてウロウロするのはやめとこう。目の前に有るものだけ写す。
トチバニンジンの赤い実が落ちた跡ですね
稜線手前の平坦地に出たら、そこでも標識に従って引地山方面に向かう。ここはブナやミズナラの森だ。
カンサイスノキの実


ここは稜線の直進路と迂回路の分岐点だが、これを写したらそのまま直進する。
直進路を行き急斜面を下りている途中の岩にイワキンバイがある。イワキンバイ自体は希少種ではないと思うが、皿ヶ嶺ではここでしか見たことが無い。この株が無くなったら皿ヶ嶺から消滅することになるのである。

実にピントが合ってないのが残念

稜線の縦走路をそのまま西に進めば赤柴峠を経由して引地山に行けるが、今日は時間制限が厳しいのでもう引き返す。帰りは歩いて来た稜線の道ではなく、迂回路を行く。

オオバショウマ 
キクガラクサ


花の時期以外に見るのは初めてだなと思ったが、植物図鑑には4年前の葉っぱだけの写真が有った
ミツバテンナンショウ

実が落ちた跡みたいだ
ツルニンジン
ササユリ 
アケボノソウ 
上の写真のトリミング

蜜腺の蜜をアリが吸いに来ている。でもどうやってアリはここに蜜腺が有ることが分かるんだろう?
ミゾソバが満開
カンサイスノキに戻って来た。と言うことはメインの縦走路に合流したと言うことだ。ここまで戻ればあとは来た道をそのまま歩いて風穴に降りる。
ヒマラヤの青いケシまで戻って来た。花は終わっているけど葉っぱはまだ元気そうだ。
花の時期には何度も見に来たイワネコノメソウ。花が無い時期に見に来るのは初めてかも? と思って植物図鑑を見たら、花の無い時期の写真も有った。それだけヒマなんだね(-_-;)
コチャルメルソウ
ヒカゲミツバがまだきれいに咲いているのは、風穴と言う特殊な環境のせいかな?
このオタカラコウもまだきれいに咲いている
このミヤマナミキも風穴の冷気が流れるような場所に咲いていたので、少しは風穴の影響を受けていたかも?
風穴の登山口入り口のフシグロセンノウ。介護棒のおかげで立っているようなものだ。
定点観測木のスイカズラの実
ボタンヅル
良いもの見つけた。綿毛を付けた種が風で飛んでいくはずが、何かに引っかかってそのままぶら下がっている。こんなものが私にとっては図鑑ネタの良い写真なのだ。
キッコウハグマはまだ蕾
ヒメガンクビソウをLEDライトを使って写すがピンボケのブレブレ。このサイスならなんとか見られる。
ハナタデ
イヌタデ 
イヌコウジュ 
上の写真のトリミング


ピントピッタリだと思ってトリミングしたが微妙?

イヌコウジュの写真を撮った頃には11時半に家に帰るのは絶望的な時間になった。12時までには必ず帰りますとメールして風穴の駐車場を後にする。

ドライブスルーシギンカラマツの最後の花の姿
シギンカラマツを写して道端に停めた車に戻っているとエゴマを見つけた。これも道端なのでドライブスルーエゴマだ。



これで今日は終わり

家に帰ったのが11時50分。事前にメールしていたので特にお咎めなし。

今日も時間制限が厳しかったが、久しぶりに稜線の登山道を引地山方面に歩いて、イワキンバイがまだ有ることを確認できたし、その他の植物図鑑ネタの写真も撮ることが出来て良かった。



    一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記
    皿ヶ嶺の植物図鑑

    you tube投稿動画その1 ブナとミズナラの森を歩いた時の様子
    you tube投稿動画その2 風穴から少し上の登山道付近の様子




inserted by FC2 system