昨日は皿ヶ嶺の山頂まで上がってきて今日はそのレポートを作成しようと思っていた。ところが「今日も行きたいなら行って良いよ」と言うではないか。こんなことは滅多にないこと。妻の気が変わらないうちに急いで出よう。いつものコンビニでいつもの買い物してコーヒー飲みながら皿ヶ嶺に向かう。昨日は山頂まで上がったが竜神平には行かなかった。今日は竜神平に行ってみる。
風穴の広い駐車場に着いたら車が昨日よりもかなり多い。昨日が意外と少なかったのだ。
出発時のメモ写真
デジカメ時計=10時26分
コンロンソウかと思って写したが、植物図鑑のコンロンソウの写真と見比べるとなんか違うような気がする。コンロンソウと決めつけるのはやめとこう。
これは
ヤマネコノメソウ
だ
これは
シロバナネコノメ
今日も
ユキザサ
の赤い実を見に行く
斜面を見上げる
あの大木はケヤキだ。風穴より少し上がった程度の標高ではブナは見ることは出来ない。
ヤマアイ
おっ、珍しいものが目に入った。これは
ラショウモンカズラ
だな。
花の頃のなら何も珍しくないが、この時期に見つけるのが我ながら凄い(-_-;)
ラショウモンカズラで間違いないよと言うために葉の写真を撮っておく
チドリノキ
登山道付近の様子
ミヤマクマワラビ
イヌガンソク
の胞子葉。栄養葉は地上に枯れ落ちている。
イワタバコ
タマガワホトトギス
ホソバケシノブ
帰りに写したまともな写真が有るので乞うご期待(-_-;)
足元に大きな葉が落ちている。これはホオノキの葉だ。
見上げると
ホオノキ
が有る
たぶん
オオミヤマガマズミ
何度も書いて来たけど、オオミヤマガマズミは皿ヶ嶺のあちこちに有るが、定点観測木を決めてなかったので、同定の決め手となる葉が無い時期には同定困難。しかしこの登山道沿いにはガマズミは無かったはずと言う思い込みでオオミヤマガマズミとしている。
霜柱を見つけた。今朝は冷え込んだようだ。
定点観測ポイントの
フクロシダ
これは
ケクロモジ
だろう。ケクロモジだけはなんとなく分かるようになってきた。これをケクロモジと思った理由。
1、葉が大きい
2、枝先に数枚の葉が集中している
ウスゲクロモジとヒメクロモジはまだ判定が困難な状況なのだ。
ゴトウヅル
が着生しているのが何の木なのかは興味が無いのだ(-_-;)
アサガラ
ベンチ前の
シロドウダン
ベンチ横の
タンナサワフタギ
ヤマボウシ
テバコモミジガサ
定点観測木の
ノリウツギ
今日は久しぶりにこのまま直進して上林峠方面に進む。右に行けば竜神平だ。
明るくて気持ちの良い登山道
左に入る踏み跡が有る。一昔前(もっと前?)この踏み跡に入ってみたが、何もなくてまた向こうの方で元の登山道に合流するだけの踏み跡だったので、一体何のための踏み跡なん?と疑問に思ったことが有る。それからしばらくして「あー、あれはブナ林を見るための踏み跡だったのか」と気付いて、霧氷の時期や紅葉の時期にはこの踏み跡に入るようになった。皿ヶ嶺の常連さんはこの踏み跡に入るのを楽しんでいるみたいだね。
今日は入らないけどね。
お気に入りのベンチのある光景
縦位置でも写しておこう
上のベンチの場所を過ぎてしばらく歩くと竜神平に向かう分岐がある。今日はちょっと確認したいことが有るので、分岐を過ぎてそのまま上林峠方面に歩くと、このベンチが有る。そして確認したいものはまだ向こうに有る。
確認したいものとは春に咲く花の新芽でも出てないかということで見に行ったわけだが、まだ影も形も無かった。別にガッカリすることなく引き返す。代わりに
ツルリンドウ
を写す。
登山道の落ち葉を強調してみた
竜神平に向かう登山道に入りこれを見つけた。
ツルマサキ
。
ツルマサキだと分かってもらうためにトリミングしてみた
なんでもっと大きくトリミングしないの?と思うでしょう?
微妙にピンボケなんです(-_-;)
観察会で教えられた
アサガラ
。周囲に他の邪魔な樹木が無くて写せる木は貴重なので、全体を写しておく。
アサガラだと証明できる実がないかなと探したら一つ有った
上の写真のトリミング
これでこの木がアサガラで間違いないと分かってくれるだろう
ミズナラ
登山道が広く切り開かれているので歩きやすい。有り難うございます。
登山道沿いに咲いていたツリガネニンジンやリンドウの残骸を写したいと言う思いもあったが、こうきれいに刈られてしまたらもう思いは叶わぬものとなる。でも仕方が無いですね。
マユミ
愛大小屋付近には大勢が食事中のようだ。賑やかな声が聞こえてくる。
デジカメ時計=12時31分
愛大小屋には近寄らず、竜神平に入り日当たりのいい場所でコンビニのサンドイッチとコーヒーでランチタイム
ランチが終われば周辺の植物図鑑ネタを写しましょう。
続く