5時ごろ起きだしてTverでPリーグを見ながらパンとコーヒーの質素な朝食。今日はアドベンチャーコースに行くと決めている。そして車が使えないから家から歩いて行くのだ。言うなれば我が家の玄関が登山口だ。

6時丁度に玄関を出てコンビニを目指す。コンビニで弁当とおにぎり1個と○○美茶。おやつはいつもより多めに買うとレジに表示される金額が1000円を超えている。1000円を超えたと言う動揺を店員に悟られないように冷静に支払う。コンビニを出たら後はひたすら皿ヶ嶺を目指す。

これは?

見たこと有るし植物図鑑にも入れているはず。でも何か全然思い出せない。
田んぼに皿ヶ嶺が映っているのを見て、逆さ富士ならぬ逆さ皿ヶ嶺だと思って写す。この時点ではまだ心に余裕が有る。


デジカメ時計=7時9分
田んぼのあぜ道にユキノシタが咲いている。これは農作業の後に葉を収穫して帰って、天ぷらにしてビールのおつまみにするつもりなのだ。
太い道路を外れ適当に住宅の中の生活道路を歩いて行く
形の良い常夜灯が見える
上の写真のトリミング


金の文字が見えるが、これは金比羅さんを示しているらしい
ホタルブクロが咲いているが、ここはまだ鉄塔下なので植物図鑑には入れない
さっきまでブタナが無かったのに、突然ブタナが咲いていると言う印象
ウツボグサも咲いている
トイレよりも少し上の方に出てきた


デジカメ時計=8時28分


家を出てから約2時間半が経過

トイレで体を軽くした後、コンビニのおにぎりを食べ、登山靴の靴紐を締め直す。

この農道を上がって行けば定点観測ポイントがある


デジカメ時計=8時51分
ブタナに混じってユウゲショウが咲いている。以前はこれをアカバナユウゲショウだと思っていた。ところが最近知ったのだが、アカバナは余計で、ユウゲショウが本来の名前らしい。モクレンをわざわざ紫を頭につけてシモクレンと呼ぶのと同じ発想でアカバナをくっつけたんだろうか?
リョウブ
ネジキの花が咲いている
ゴンズイの蕾? 実?
お手軽コンデジでクローズアップ


実ではないから花かな?
ヤブニッケイ
イワガラミ
あのビニールシートを被った重機の向こうにオオバギボウシが有る
オオバギボウシ


まだ蕾も出ていない。蕾が出てくるのは7月みたいだ。
これは何? シオデか!と現場ではシオデで決着していた
家に帰り念のために植物図鑑のシオデの花の写真を見るとこんな花ではない。じゃ、これは何?

シオデに似た花で検索するとヤマガシュウが候補に上がった。ヤマガシュウの花の写真と見比べるとそっくりだ。これはヤマガシュウに違いない。ヤマガシュウはまだ植物図鑑に入ってない新ネタだ。

ヤマガシュウは雌雄異株でこれはオシベが有るから雄花だ。雌花(雌株)を探さないといけないな。
コバンノキの実が見える
上の写真のトリミング
こんな所を歩いて行く
コナスビが咲いている
名前の由来となった小さいナスビもある
これはミョウガ? ヤブミョウガ?

こんな芽が出て間もないころの写真をネットで探すのに苦労したが、ヤブミョウガで間違いないようだ
おっ、ヤブレガサ発見


これとよく似たモミジガサやニシノヤマタイミンガサは普通によく見るが、ヤブレガサは普通の登山道沿いではなかなか見かけない
もうここは私の言うアドベンチャーコースに入っている。かなりの急斜面で目の前には崩れた岩がいくつも転がっている。
急斜面を上がり切ったらこんな垂直の岩壁が見えてくる。この岩壁を好む植物を見るために上がって来た。
ハコネシダは白糸の滝とここでしか見たことが無い
イワヒバはこの岩壁でしか見たことが無い
ソヨゴ
お手軽コンデジで花を大きく写す。結果、これはオシベが見えるから雄花だ。ソヨゴは雌雄異株。
痩せ尾根の小ピークのビューポイントに上がる手前でアクシバを写す。花の時期には早かったようだ。
ビューポイントにはヤマツツジも咲いている
ウラジロノキはここ以外でも見たこと有るが、場所を特定して覚えているのはこのビューポイントだけだ
カマツカの実だ
イヌザンショウは雌雄異株だが、花弁が開いてないので雄花か雌花か分からない
このビューポイントでしか見たことが無いガンピの花が咲いている
お手軽コンデジでガンピの花を大きく写そう。背景の赤はヤマツツジですね。
ここがビューポイントの理由

松山市街が良く見える。真ん中には松山城。
上の写真のトリミング


画質がイマイチで松山城がきれいに見えない
麓からも見える山腹の土砂崩れ現場が、ここからだとこんな感じに見える



これを写したら出発


デジカメ時計=11時23分



家を出てから5時間以上が経過

ビューポイントからの景色を楽しんだら出発。



    続く





inserted by FC2 system