今日は白糸の滝の東側の尾根を上がって来ようと思う。何故、唐突にあのキツイ尾根コースを行く気になったか? この前赤柴峠コースを歩いたらヒメガンクビソウをいっぱい見つけた。あのコースにヒメガンクビソウがあんなに有ることを知らなかったのである。ということは、普段あまり歩いたことの無いコースを行けば、何か発見が有るかも知れないと思ったのである。

さて行先は決めたが車が無い。正確には行きはよいよい、帰りはコワイのコースである。まずは私の運転で鉄塔を目指す。すると鉄塔手前で妻がトイレに行きたいと言い出したので、鉄塔手前のトイレに停まり、私はここで降りてここから白糸の滝方面を目指す。

トイレから少し歩いた所でメモ写真を撮る


デジカメ時計=9時24分
棚田の法面にピンクの花が見えたので、あれは何だと近づいたらカワラナデシコだ。一応ここは植物図鑑掲載の自主規制範囲内なので、この写真を図鑑に入れることにしよう。
ヨモギに絡みついているのはガガイモ。花を探したが蕾も無かった。
棚田のあぜ道に咲くのはブタナ
定点観測木のオニグルミ 
リンドウポイントに来て写すのはオトギリソウ 
リンドウはなかなか見つけられないが、ヤマラッキョウはすぐに見つかった
マンリョウの花が咲いている。初めて見るものなので大きなサイズで。
これはヤマノイモ?  ヤマノイモにしては葉の幅が広い。ネットでいろいろ検索してオニドコロみたいだ。
花はこんな感じ
上の写真のトリミング

オニドコロで検索してヒットする花とそっくりなので、オニドコロで間違いないんだろう。ちなみにヤマノイモの仲間は雌雄異株で、この花にはオシベが有るから雄花だ。
キツリフネはまだまだ咲いている
ドライブスルーヒキオコシはかなり刈られてしまった
シロダモ
ヤブレガサ 
ん??? これはホドイモ


ホドイモは探そうとしても見つからないけど、なんでもないときに登場するひょっこりはんだな。
もう少しズームイン
シンミズヒキのはず
ヌスビトハギ
マツカゼソウが咲いている 
花にズームイン
上の写真のトリミング
白糸の滝前を通過
白糸の滝前を通過して少し歩くとこんな看板が立っている。これが白糸の滝尾根コースの登山道入り口の目印。
振り返ると尾根に上がる登山道が目に入る


デジカメ時計=10時14分
モミジウリノキの実
ハマクサギ
尾根の登山道にもヤブレガサ
アワブキ

サラッと書いているが、撮影時には名前が思い出せず、急坂をあえぎながら上がっているときにアワブキが降臨してきた
これはカラスウリで良いのかな?
ヤブマオ
この看板をスズタケが隠していたので少し散髪しておいた。
看板の上半分に書かれた文字は判読不能。
下半分には「危険 直進すると滝の上」と書かれている。
ヒメガンクビソウ


実はヒメガンクビソウを初めて見たのはこのコースなのだ。ここしか知らなかったら、この花だけのためにハードなコースを歩いて来ないといけないが、風穴の森林公園内にも有ることが分かって、この花の撮影は楽になった。さらに先日は赤柴峠コースにはもっとこの花が有ることを見てきたばかりだ。
シソバタツナミソウ
ツガの大木
コミヤマスミレの種が見える
オウギカズラが咲いている
ニシキゴロモ
東温アルプスの縦走路に出た。左に行けば陳ヶ森。右に行けば上林峠だ。

デジカメ時計=12時45分

このコースの登山道入り口から2時間半が経過。うーん、こんなにかかるとは思ってなかった。植物図鑑用の目ぼしいネタがない、つまり写真にはそんなに時間がかかってないのにこの時間と言うことは、歩くのが時間がかかったと言うことだ。私の体力の衰えということなんだろう。

目の前に腰をおろすのにちょうど良い丸太が置かれているので、ここに座りコンビニ弁当を食べる。何か新発見が有るかもと期待してキツイコースを上がって来たのに新発見は無かったな。骨折り損のくたびれもうけとはこのことだなと思いながら食べる。食べたら上林峠方面に出発。

キッコウハグマ
上林峠


デジカメ時計=13時14分

ここから階段を上がって行けば竜神平だが、もうここまで十分歩いてきているのでこれ以上上がることはない。上林トンネル横林道に向いて降りていく。


     続く





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