5月に入ってから、1日、3日、5日と1日おきに皿ヶ嶺に足を運んだが、この時期はあれも見たい、これも見たいというものが次々に出てくる。それで今日も行きたいと申請するとなんとか許可は出た。今日はいつもよりもロングコースなので時間がかかるが、帰宅時間は遅くなっても良いというわけではない。ではどうするか。いつもより1時間早く家を出る。

6時過ぎに我が家を出てまずはコンビニで食料調達。そして皿ヶ嶺に向かう。水の元、風穴方面は素通りし、上林トンネル南側の広場に車を停める。

最初のメモ写真


既に先客の車あり。左の青い車は広島ナンバーだ。


デジカメ時計=7時8分
これはツルウメモドキかな?
上の写真のトリミング


この時点で蕾の準備が出来ている
クマシデ?

定点観測木じゃないので自信が無い
これはアカシデのはず
カンサイスノキ
ウシカバは常緑樹で、去年からある葉と今年の若葉の色が明らかに違うのが分かる
ガマズミ


去年の実と蕾が共存している
カマツカの蕾 
ゴトウヅル(ツルアジサイ)の蕾
マルバハギにも新芽が見える
クマヤマグミ
キハギの若葉を写したら上林峠方面への登山道に入る
マルバイチヤクソウ
ミヤマノダケ



これを写したら東温アルプスの縦走路に入り陳ヶ森を目指す
登山道沿いにはチゴユリが咲いている
キッコウハグマ 
コシアブラ 
ミヤマシキミの雌花
これは? 大きなトゲが出ているからハリギリ

ハリギリも山菜として食べられるらしい
第一村人発見


ニシキゴロモ

これが今日の目的の一つ
お手軽コンデジで花の正面から写す
ミツバツツジが咲いている。花だけでなく葉も有るから、これがトサノミツバツツジか、ツルギミツバツツジか確認しよう
葉柄に毛が有るからこれはツルギミツバツツジだ。

土佐に毛が無し剣に毛有り

ミツバツツジの同定をするときは上記の慣用句を頭に入れていてね。この言葉は私の造語なのでまだ普及してないけど、10年後にはみんなこの呪文を唱えながら見ているかも知れない(-_-;)
ツリバナの花が目の前にぶら下がっている
サルトリイバラの雄花
陳ヶ森山頂に到着。展望なく山頂制覇と言う感慨も無い。証拠写真を撮ったらすぐに出発。帰りは林道歩きのつもりだが、陳ヶ森山頂から林道に直接降りる道は無いのでアンテナ横まで引き返す。


デジカメ時計=8時39分
これは何?と現場ではサッパリ分からず写真だけ写した。その後、ハリギリと分かっている木を見たら同じようなものが有ったので、「あっ、あれはハリギリだったのか」と分かった。
上の写真のトリミング


太い枝とトゲは間違いなくハリギリだ
アンテナの周囲に金網のフェンスが有り、フェンスに沿うように踏み跡がついていて、その踏み跡をたどって林道に降りる
ツタウルシの蕾が見える。ツタウルシは雌雄異株なので花が咲くまではこの蕾が雄花なのか雌花なのか分からない。
ノリウツギ
アンテナから先はお気軽林道歩きだ。林道歩きのメリットは足元を気にせずにキョロキョロしながら歩けることだ。


    続く





inserted by FC2 system