昨日(土曜日)は冷え込んで川内や松山市内でも雪が舞う時が有った。そして翌日の日曜日の天気予報は晴れ。これは皿ヶ嶺に雪を見に行く絶好のチャンスだ。明日は皿ヶ嶺に行くぞと強く宣言して許可も下りたので気分よく皿ヶ嶺に行こう。

昨日のうちに皿ヶ嶺行きの許可も得ているので早めに我が家を出発。

おー、霧氷もきれいに見えている。今日は鉄塔に車を置いて行こうと思って出てきたが、早く霧氷を見たいので、車で行けるところまで行こう。


デジカメ時計=8時14分
水の元まで行けたらラッキーと思いながら走って来たが、ここで車が1台停まっているのを見て私もここから歩くことにする。ところが私が準備をしている間にその1台は出発して行った。なんのために停車していたの? チェーン装着?


と言うことで、この広い路肩に停まっている車は現時点では私の車のみとなった。
林道を歩いて行くと正面に稜線付近の霧氷が見える
登山道を出て水の元に到着。この軽四は目の前をスムーズに走って行った。4WD+スタッドレスタイヤ?
水の元から見える霧氷と青空
天狗の庭に向かう坂道にはミカン畑で使うようなモノレールが設置されている。この前来た時にはこんなのは無かったはず。これは一体何?
上の看板のトリミング
水の元のお花畑は今はこんな状態です
積雪は1cm程度か? 新雪でした。
ツルマサキ
風穴への進入路付近はこんな状況。路面は凍結してなかったと思う。
ノリウツギ
シシガシラ
私を追い越して行った夫婦を勝手に後姿モデルに
月と霧氷
霧氷はバッチリ、早く行こう
今日は新兵器を持って来ている。つい先日生協で買った滑り止め。毎週1回宅配してくれる生協のカタログを見ていた妻が「こんなの有るよ。買ってみる?」と言うので買ってもらった。1000円。安い!
ヒマラヤのケシの花はこんな状態ですね
オシャグジデンダ
あの大木はケヤキかな?


この登山道沿いに有る大木はサワグルミかケヤキのどちらかだと分かって来た。そしてあの木はサワグルミではない。だからケヤキだ。
その枝先にズームイン

もう何度も書いて来たけど、観察会で覚えた金言

「葉の大きな木の枝は太く、葉の小さな木の枝は細い」

ケヤキはまさにその金言どおりの枝の細さだ。ケヤキはどんな大木になろうとも、その枝先は細い。ついでに言うとサワグルミの枝は太い。サワグルミは羽状複葉なのでケヤキの何倍もの大きさの葉なのだ。
上の写真のトリミング
アブラチャンの独特の冬芽の形が面白い。一度覚えたらすぐに分かるようになる。
サワルリソウの実も独特の形なので、一度覚えると分かるようになる。
もう見飽きたかも知れないけどモミジガサ。こうやって同じものを何度も見せてすり込んでいくんですね(-_-;)
ヤマアジサイ
ウリ系の実がブラ下がっているけど、葉を見てないので何ウリなのか不明。スズメウリでないことは明らかである。
おっ、こんなところにハナビゼリ


実はこのコース沿いでは毎年のようにハナビゼリを見るけど、花そのものは見たことが無くて、いつも見るのは花が終わった後の状態である。
ツルマサキ
登山靴が滑ったので雪をのけると岩が顔を出した。やっぱり滑り止めを着けていても岩なら滑るよね。
と思って足元を見たら滑り止めが着いてない!

え〜!!! いつ外れたんだろう?

買ってもらったばかりの滑り止めを落としてきた、なんて報告したら厳しいお仕置きが待っているに違いない。引き返して探すがなかなか見つからない。こんなことで時間を無駄に使っていたら霧氷が落ちてしまう。滑り止めはまた後日探しに来ることにしてそのまま行こう。

ミヤマシキミの赤い色が目立って良いね
稜線付近まで上がって来たら霧氷の雰囲気が出てきた
定点観測のコマユミはすっかり霧氷に覆われている
手前の背の低いのはミヤコザサ。奥の方の背の高いのはスズタケ。葉の上に積もる雪の量が違うのがなんで?と思ったが、ただ単にスズタケは葉が垂れ下がっているから雪が乗らないだけのことなのか?
霧氷越しに下界を見る
イワカガミの状況を見に行くと新芽が出ていた。あれは蕾なのか? 定点観測して確認しよう。
すぐ近くにはヤマグルマ
登山道を外れてお気に入りのブナの大木を見に行く
同じ木を反対側から
十字峠


デジカメ時計=11時25分
アセビ
ヤマジノホトトギス

私を追い越して行く3人組の最後の女性の顔に見覚えがある。yuuminさんではないか。yuuminさんに、「買ったばかりの滑り止めを落としてしまった」と話すと、先頭の男性が「風穴から登り始めてちょっと行った辺りに有ったよ。分かりやすいように岩の上に置いといた。帰りに回収に行けば良い」みたいに言われた。

その3人組が通り過ぎてから今度は女性二人組が追い付いて来た。皿ヶ嶺のアイドルとその連れのようだ。ここでもまた「新品の滑り止めを落としてきた」と話しながら、何気なくまだ滑り止めがついている靴のつま先を木の根っこ部分にコツコツと当てると簡単に外れてしまった。あー、これはゴムが緩いわ。

実は生協のカタログには滑り止めのサイズが2種類あって、25.5cm以下の靴用と、26cm以上の靴用が有ったのである。私は普段使いの靴は25.5cmだが、登山靴は26cmだったような気がして、26cm以上のサイズのものを注文したのである。これがいけなかった。ゴム製の滑り止めなので大きなものを買ってしまったために緩いのだ。これは何か外れ防止の対策を考えないといけない。でも購入価格が1000円だからな。100円ショップで何か良いものが無いか探そう。

その外れた滑り止めを手に持ってアイドルと一緒に歩き山頂に到着。ここでランチにしよう。ランチを食べたら山頂の写真を撮ろう。


     続く




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