ここ最近は暖かい日が続いて山の花が一斉に咲き始めたような気がする。今日の天気予報は曇りで明日は雨だ。それなら今日行くしかないが、車が自由に使えない。皿ヶ嶺の麓まで送ってもらって、帰りは歩きしか無いな。

私の運転で家を出て皿ヶ嶺の下の方で車を降りる。車はそのまま次男の運転で松山市内に走って行った。ここからボチボチ歩いて風穴まで行き、天狗の庭回りで水の元に降りて、あとはドライブスルーネタを写しながら帰ることにしよう。今日は時間制限が無いのでのんびり歩ける。

歩き始めのメモ写真


デジカメ時計=9時2分


ここまで5分以上歩いて来たと思うが、歩き始めは9時で計算しよう
農道沿いにも春の花がいろいろ咲いている


キランソウ


いちおう植物図鑑にリンクしておくけど、この写真は図鑑には入れない。自主規制範囲外だから。
天気予報では雨の心配は無かったはずだが雲行きが怪しいな
ホウチャクソウの蕾がこんなに大きくなっている。もうすぐ咲きそうだ。
わけのワカラン所を歩いてここまで来た。鉄塔が2本見えるが、左が鉄塔No.155で、右奥が鉄塔No.154だ。どこを歩いているのかサッパリワカランが、具体的な目標物が有るので道に迷う心配はない。
ツクシもいっぱい出ている
カキドオシ
鉄塔No.156が向こうに見える。と言うことはあの鉄塔とほぼ同じ高さまで上がって来たと言うことだ。ここまでは植物図鑑掲載の自主規制範囲外だったが、ここから先で見た植物は出来るだけ図鑑に反映させることにしよう。
これは何? 川内の塩ヶ森では見たことあるけど皿ヶ嶺では初めて見たぞ。植物図鑑の新ネタゲットだ。


名前を教えてくれる掲示板でトウダイグサと判明。このレポートアップ後に図鑑に追加しよう。
水の元に上がる登山道と、赤柴峠方面への分岐点に来たが、私はゴゼ岩の横を歩きたくないので、もう少し先で山道に入る。
サルトリイバラが満開だが、雄花か雌花か分からない
上の写真のトリミング


オシベが見えるから雄花だ
すぐ近くにはサルトリイバラの実が見える。と言うことは雄株と雌株が並んでいるようだ。
花の付け根の葉を見てジロボウエンゴサクと確認
ホウチャクソウの蕾が有った
ゼンマイ
マムシグサ


わざわざ背景にコンクリ簡易舗装の林道を入れて、こんなところを歩いていますよと分かってもらう
これはタチツボスミレに似ているけどちょっと雰囲気が違うな。ナガバタチツボスミレだ。
ハナイカダの雄花の蕾だ。何故雄花と分かるか?

蕾が数個有るから。雌花は通常は蕾が1個しかない。
ミツバアケビ
コンロンソウは先ほど歩いて来た自主規制範囲外ではもう花が咲いていたが、ここはまだ蕾だ
これは葉が5枚有るからアケビ
これは何?
オトコエシ
写しやすいところにサルトリイバラの花が有ったので引き寄せて写したが、花弁が開いてないので雄花か雌花か分からない
コショウノキの若い実
タラノキの芽
ムベの新芽
こんなところにもマンリョウ
カキドオシ


下の方では花が満開だったのに、この株には蕾もついてない
倒れている太い茎の根元からアザミの葉が出ている。と言うことはこれはイシヅチウスバアザミだ。


手前にコンクリートが写っているが、今は池の管理道路を歩いている
花序が長くて密集しているからキブシの雄株かな
オシベが見えるから雄花で間違いない。でもメシベも見えるから両性花? 雄花か両性花の見分け方はオシベに対してメシベが主張しているか遠慮しているかの違いみたいだけど、その違いが分からない写真だ。

ちなみに雌花はオシベがメシベに遠慮している構造。オシベは有るには有るが小さいのだ。
これはヒメエンゴサク
ツルリンドウ
2年前までは、この手のスミレをエイザンスミレと書いていたが、ヒゴスミレの存在を知ってからは葉の付け根を見て、エイザンスミレかヒゴスミレかを見分けるようになった。

でもこの写真のスミレは葉の部分がうまく撮れてなくて、エイザンスミレかヒゴスミレか不明。
これはタチツボスミレ
キバナアキギリ
ヤマアイの雄花


ヤマアイの雄花はあちこちで見たが、雌花は一つも見ていない。これが不思議ですよね。どうやって受粉するの? 雄花が花粉を空中にまき散らし、その後空中を漂いながら遅れて出てくる雌花を待って、くっつくのかな?
ミズヒキの葉には独特の模様が有るおかげで同定しやすい。と言うことは、この模様が無ければ同定が困難と言うこと。
ミヤマシキミの雄花
ウワバミソウの雄株が出てきたばかり


何故こんな状態で雄株だと分かるのか? 私の独断と偏見による判断です(-_-;)
これまでの経験でウワバミソウの雄花が咲き終わってから雌花が咲き始めるのを見てきた。雄花と雌花が同時に咲いているのを見たことが無い。これは上のヤマアイも同じですね。
ゴトウヅル(ツルアジサイ)
定点観測木のサンショウの雄株
水の元が見えてきた

目の前の木は定点観測木のクマノミズキ
そのクマノミズキ
オリジナルサイズの写真をチェックすると、ここに少なくとも15台の車が停まっている。やはり春の花を見に来た人が多いんだろう。


デジカメ時計=11時32分
歩き始めて2時間半が経過

水の元のお花畑のチェックをしよう。
    


     続く





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