今日は10月31日に続いて、香川の旅行会社企画の白猪の滝と皿ヶ嶺のガイドを務める。前回と同様に川内支所でマイクロバスを待ち、白猪の滝に向かう。今回は参加者が前回よりも少なく、さらに全員が女性である。白猪の滝駐車場から白猪の滝を往復したら、皿ヶ嶺に向かう。今回も前回と同じ場所で弁当のピックアップ。

風穴の駐車場に到着したらまずは弁当だが、前回は避難小屋を利用したが、今回は参加者も少ないし、天気も前回よりは良いと言うことで、避難小屋周辺のテーブルセットで食べる。弁当を食べたらトイレも済ませて出発。なお、前回はガイド役に徹しようと思ってデジカメを持たずに歩きだしたが、今日はデジカメを持っていつものように適当に写しながら行くことにする。

全員の出発準備が出来るまで待機


タカネハンショウヅルの綿毛
全員の出発準備が終ったら出発


デジカメ時計=12時10分
全員が皿ヶ嶺は初めてとのことなので、まずは皿ヶ嶺の観光スポットのヒマラヤの青いケシの咲く石堀に案内する。夏場はこの辺りが白いガスが流れて幻想的な光景になりますと説明。
まだ紅葉の雰囲気が楽しめる登山道
モミジガサの綿毛 
登山道が落ち葉で覆われているところが有る。赤いのはウリハダカエデだったと思う。
コハウチワカエデの標識が立っていた木
フクロシダ
場所を覚えたムラサキシキブ。ところが前回は参加者から「実が小さいからコムラサキだ」と言われたのである。

家に帰りムラサキシキブとコムラサキの見分ける方法を検索したら、実の大きさではなく、葉の鋸歯で見分けると書いてあった。しかしそんな見分け方を知らなかったので、葉の鋸歯が分かるような写真を撮ってない。
今日は鋸歯が分かるように葉を意識して写したつもりが、左の写真では鋸歯が分かりにくい
上の写真のトリミング


トリミングしたけどスッキリしない写真。ピントがイマイチ?


そしてムラサキシキブとコムラサキの見分ける方法は、ムラサキシキブは葉の周囲全体に鋸歯が有り、コムラサキは葉の半分より先の方に鋸歯が有ると言うことらしい。となると、これはムラサキシキブではなくコムラサキだ。コムラサキは皿ヶ嶺の植物図鑑に入ってない新ネタだ。

新ネタゲット!と、喜びたいところだが、そう単純には喜んでいられない。ムラサキシキブとコムラサキの違いを知らずにムラサキシキブとして図鑑に入れていたので、今度はそのムラサキシキブが本当にムラサキシキブなのか、実はコムラサキだったと言うことにならないか、今後確認が必要なのだ。確認のためには葉を見ないといけないが、もう落葉の季節だ。確認は来春以降に持ち越しになるかも?
ベンチまで上がってきて小休止

ベンチ前のシロドウダン
森のフラダンサーはすっかり秋衣装だ


ところで、これを森のフラダンサーと命名した理由を説明すると、皆さん納得してくれたようだ
今日はこのまま直進してブナ林の紅葉を案内しようと思っていたが、今日も山頂に行きたいと言う人が居たので、あえなく私の計画は挫折(-_-;) 
前回はデジカメをザックから出さずに歩いて来たので記念写真を撮ることなく山頂に上がった。今日はデジカメをぶら下げて歩いて来たので記念写真を撮る。ちなみに左端の男性は添乗員さん。そして他の7人が今日の参加者全員である。


デジカメ時計=13時23分
ブナの紅葉を見ながら山頂に向かう
森のペアダンサーも命名した理由を説明したら納得してくれたような気がする
前回(10月31日)はガスで何も見えなかったが、今日は石鎚が見えるので、あそこに見えるのが石鎚ですよと説明する
山頂から鳥形山と中津明神山を見る。もちろん前回は見えてない。


デジカメ時計=13時56分
山頂で一休みしたら竜神平におります
今日の竜神平

今日は樹林帯方面へは行かず、このまま下山。

帰りも森のフラダンサーを写す
ベンチ横のタンナサワフタギ
ベンチ横のヤマボウシ
風穴まで降りてきてナナカマドの実を写す
バスが待っている


デジカメ時計=15時24分
そして今日も白猫がいる

今日は前回よりも天気が良くて石鎚も見えたし、まあまあきれいなブナの紅葉も見ることが出来て、香川からのツアーメンバーも喜んで帰ったのではないだろうか? 私はムラサキシキブの宿題が出来てしまったが。


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