ゴールデンウイークに入って4月29日5月2日5月4日5月5日と皿ヶ嶺に行ってきたが、麓の方の定点観測ポイントウロウロや上がっても竜神平止まりで、まだ山頂には立ってなかった。たまには山頂に行ってみよう。今日も買い物アッシー君を終えてからの出発。途中の気になるものを写しながら風穴の駐車場に向かう。

ヒメナベワリ 
ヒノキの雌花


背景の灰色は道路のアスファルトですね。これは道端で写しています。
サンショウの雌花
アケビの雄花と雌花が並んでいる
ツクバネウツギ 
ウグイスカグラ
ヤマブキ
ミツバウツギ

風穴の広い駐車場に車を停めてランチタイム。食べたら出発。

出発時のメモ写真


デジカメ時計=11時58分
林道から斜面を見上げる


今日は風穴から素直に竜神平に向かうつもりだったが、定点観測ポイント辺りでウロウロしているときに常連さんから「○○が咲いとるよ」と教えられて、当初の予定を変更してまずは林道歩き
この倒木は以前は道路の白線近くまでせり出していて、それを避けるために大きく迂回して通行していたが、今日は先の方が切られてそんなに迂回することなく通れるようになっている。これだけ太いとノコギリでは時間がかかる。チェーンソーで切ったんだろうな。
オニグルミ


ここは標高が高いので、雄花もまだそんなに成長してない
オオイタドリの葉

オオイタドリの解説をしているサイトを見ていたら「基部が心形」と書いている。心形? ナニソレ? と思ったら他のサイトを見ていたらハート形のことだと書いている。皿ヶ嶺の植物図鑑の解説文にもハート形と書かれていますね。

ハート形の良い形を探して撮影
フデリンドウだが花弁が開いてない。この時間に閉じていると言うことは、もう花が終わったのかな?
林道沿いのトリガタハンショウヅル。この花も終わっているようで花弁が傷んでいるのが分かる。
定点観測木のオオバアサガラ
定点観測木のカラスザンショウ


麓の定点観測ポイントにもカラスザンショウは有るが、木が若いためか花が咲くのを見たことが無い。花が咲いて実がなるカラスザンショウはこの木しか知らないのだ。
上林トンネル横の林道に入る
ミツバアケビの雄花が見える
これはウリハダカエデではなくテツカエデだな
テツカエデと判断した根拠は葉柄に溝が無い。ウリハダカエデは葉柄に溝が有る。
シモツケソウ
ハナビゼリ
サワグルミになんかぶら下がっている。あれっ、もう花が咲いている。
上の写真のトリミング


サワグルミは雌雄同株の雌雄異花で、赤いのが雌花、緑が雄花
ここから上林峠を目指す
フイリナガバノスミレサイシン
ヤマルリソウ

当初の計画では風穴から素直に竜神平を目指すつもりだったが、下の方で常連さんから○○が咲いとるよと教えられたので、ルートを変更した。その○○を目指していると単独男性が同じ方向に歩いており、目標のポイント付近で止まり、振り返って私に気付くと「盗られた。ガックリだ」みたいに言う。ウッソー。私も○○が咲いていたはずの現場を見て衝撃を受ける。ここは登山道沿いではない。だから一般登山者は知らないはずだ。花を愛する登山者がこんなことをするはずが無い。伝言ゲームのように情報を聞きつけた業者の仕業か? 私にとっては定点観測していた希少種(乱形)が盗られたのはこれで4件目かな? しかも○○の花はここしか知らなかったので、今後は一切見ることが出来なくなってしまった。

上林峠に到着


この辺りのブナも芽吹いてきた
麓の集落を見下ろす
アオハダ 
カタクリの実


昔は皿ヶ嶺にもカタクリが咲いていたという具体的な証拠、資料が見つかれば植物図鑑に追加しようと思っているんだが。
トサノミツバツツジかな? 葉が出てないので同定困難
蕾が帽子を被っているように見える
あれはコバノミツバツツジで良いんだろう 


コバノミツバツツジと思った理由? なんとなく(-_-;)
登山道沿いに咲くトサノミツバツツジ?
クロフネサイシン

普通は花が葉の陰になるような場所に咲くが、このかたまり全体の葉が向こう側に倒れていて花が写しやすくなっている。誰かが写真撮影のために故意に葉を倒したように見える。

私はデジカメを地面すれすれに置いて撮影するので葉が邪魔にはならないが、ファインダーを見ながら撮影する人にとっては葉が邪魔になるんだろうな。
ミズナラの芽吹き
緑色も種類が増えてきた


奥の方の濃い緑はカラマツだが、他の緑は何かワカラン。イヤ、一番濃い緑はスギかも。
愛大小屋もすっかり緑に覆われている
今日の竜神平
ブナの芽吹き


ぶら下がっているのは雄花。オリジナルサイズの写真で雌花を探したが分からなかった。少し遅れて出てくるのかな?
山頂に向かう登山道沿いに咲くコミヤマカタバミ
ヤマシグレ
これはオトコヨウゾメかな?
ショウジョウバカマ 
この倒木を片付けるのは簡単ではないが、幸いにも簡単にくぐっていける程度の隙間が有る
森のペアダンサー
このコース名物の木の股に咲くクロフネサイシン
石鎚山系がきれいに見える
ズームイン
写真チェック時に、これは何を写したんだっけ?と思ってしまった。自分で写しておきながら忘れているのである。写真をこねくり回してハリギリと判明。

山頂に着いたら山頂付近の植物図鑑ネタを写しまくろう。


     続く





inserted by FC2 system